**第2909回例会のスケジュール**
10/3(火)ガバナー補佐訪問 講師:齋藤 栄作様(入間RC)(第3グループ ガバナー補佐) 会場:ベルヴィ ザ・グラン
**次回以降のスケジュール**
10/10(火)卓話 講師:金沢 浄様(JOLTIVA Jr.Youth 代表) 演題:「サッカー人生と岐路」 会場:ベルヴィ ザ・グラン
10/17(火)定款の規定により休会
10/24(火)ガバナー公式訪問 市内5クラブ合同例会 講師:髙丹 秀篤様(深谷RC)(第2570地区 ガバナー) 会場:ベルヴィ ザ・グラン
10/31(火)定款の規定により休会
週報
Weekly Report
公開日:2023/10/3 第2910回例会 内容:第2909回(2023/9/26)レポート
例会予定
お客様の紹介
村山 宣章 副会長
こんにちは。まず、一般財団法人100万人のクラシックライブ代表理事である蓑田秀策様と、同行者の宮本亮様でございます。
国際ロータリー第2570地区24-25の派遣留学生であり、ロータリー財団のグローバル奨学金候補生である石塚あすり様です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
国際ロータリー第2570地区24-25の派遣留学生であり、ロータリー財団のグローバル奨学金候補生である石塚あすり様です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
会長の時間
五十嵐 俊昭 会長
皆さんこんにちは、やっと厳しい暑さも終わろうとしています。
この数日は朝・夕方は秋の気配で過ごしやすくなってきています。
今年の冬は暖冬という予想になっていますが、季節が二極化した気候になってきていることと、季節外れのインフルエンザ流行と新型コロナの再度の流行でいつになったら落ち着くのかわからない状況です。油断をすると自分にものしかかってきますので、十分注意してお過ごしいただければと思います。
スポーツの秋となって、国際スポーツが次々と開催されています。バレーボール女子は、残念ながらブラジルに敗戦して来年のオリンピック出場権は来年のネイションズリーグ終了まで持ち越しとなりました。今週から男子チームの戦いが始まり、ぜひこの大会でオリンピック出場をかなえてもらえると思います。ラグビーは、チリに初戦を勝ちましたがイングランドには負けてしまいました。金曜日の朝にサモアとの戦いでベスト8をかけての試合がまっています。そして、今週はアジア大会が開催されおり、日本はメダル続出しています。暫くは、スポーツを楽しんでストレスの解消をしたいと思います。
この数日は朝・夕方は秋の気配で過ごしやすくなってきています。
今年の冬は暖冬という予想になっていますが、季節が二極化した気候になってきていることと、季節外れのインフルエンザ流行と新型コロナの再度の流行でいつになったら落ち着くのかわからない状況です。油断をすると自分にものしかかってきますので、十分注意してお過ごしいただければと思います。
スポーツの秋となって、国際スポーツが次々と開催されています。バレーボール女子は、残念ながらブラジルに敗戦して来年のオリンピック出場権は来年のネイションズリーグ終了まで持ち越しとなりました。今週から男子チームの戦いが始まり、ぜひこの大会でオリンピック出場をかなえてもらえると思います。ラグビーは、チリに初戦を勝ちましたがイングランドには負けてしまいました。金曜日の朝にサモアとの戦いでベスト8をかけての試合がまっています。そして、今週はアジア大会が開催されおり、日本はメダル続出しています。暫くは、スポーツを楽しんでストレスの解消をしたいと思います。
幹事報告
道口 泰己幹事
皆様こんにちは。それでは、幹事報告をさせていただきます。
【理事会報告】
本日、ベルヴィ ザ・グランで第4回理事会が開催されました。議題の中には11月の親睦旅行についても話し合いが行われ、後ほど親睦委員会の加藤委員長からご報告がございます。
また、本日、新入会員の推薦議会が開催され、議案が提出されて議論されました。後日、会員の皆様には内容についてメールおよびFAXをご確認いただけるようお願い申し上げます。
【例会の予定】
本日、9月26日火曜日の例会は、卓話です。講師に100万人クラシックライブ財団代表理事蓑田 秀策様にお願いしております。演題は、「100万人クラシックライブの活動について」です。蓑田様、本日、例会の方、よろしくお願いいたします。
10月3日火曜日の例会は、ガバナー補佐訪問です。講師は第3グループガバナー補佐齋藤 栄作様入間ロータリクラブの方です。
10月10日火曜日の例会は、卓話です。講師にJOLTIVA Jr.Youth代表の金沢 浄様にお願いしております。演題は、「サッカー人生と岐路」です。
10月17日火曜日は、定款の規定により休会になります。
10月18日水曜日は、第1回五十嵐年度親睦ゴルフ大会を開催いたします。後ほど、委員会報告にて、倉片さんにより報告させていただきますので、倉片さん、よろしくお願いいたします。
10月24日火曜日の例会は、ガバナー公式訪問5クラブ合同例会となります。詳細については本日の例会にて受付で配布された資料をご参照ください。資料内には出席・欠席の欄が1か所しかないため、出席の欄に丸を付けていただくと、親睦会にも出席という形になります。親睦会に出席できない方は、事務局の田中さんにご一報いただきたいと思います。
10月31日火曜日は、定款の規定により休会になります。
【各種報告】
(地区より)
甦れ2570プロジェクト。信州へ美食の旅「松茸・蕎麦」のご案内を事務局からメールおよびFAXにて送信しております。ご興味のある方は、事務局までお問い合わせください。
秋田豪雨災害支援金の募金お礼の案内が来ておりますと。2570地区として支援金総額が99万4384円でした。
SNSでの情報発信時には、ハッシュタグの追記のお願いがきております。その内容をご説明いたします。「クラブの活動をFacebookやInstagramなどSNSを利用して発信する際に、ぜひ文章の最後に #ri2570 の追記をお願いします。このハッシュタグを追記することで、皆様の投稿を簡単に検索できるようになります。」とのことです。
(市内5クラブ会長幹事会)
9月22日金曜日、寿司割烹やなぎにて、第2回市内5クラブ会長幹事会が開催されました。五十嵐会長、道口にて参加してまいりました。
以上、幹事報告を終わりします。ありがとうございました。
【理事会報告】
本日、ベルヴィ ザ・グランで第4回理事会が開催されました。議題の中には11月の親睦旅行についても話し合いが行われ、後ほど親睦委員会の加藤委員長からご報告がございます。
また、本日、新入会員の推薦議会が開催され、議案が提出されて議論されました。後日、会員の皆様には内容についてメールおよびFAXをご確認いただけるようお願い申し上げます。
【例会の予定】
本日、9月26日火曜日の例会は、卓話です。講師に100万人クラシックライブ財団代表理事蓑田 秀策様にお願いしております。演題は、「100万人クラシックライブの活動について」です。蓑田様、本日、例会の方、よろしくお願いいたします。
10月3日火曜日の例会は、ガバナー補佐訪問です。講師は第3グループガバナー補佐齋藤 栄作様入間ロータリクラブの方です。
10月10日火曜日の例会は、卓話です。講師にJOLTIVA Jr.Youth代表の金沢 浄様にお願いしております。演題は、「サッカー人生と岐路」です。
10月17日火曜日は、定款の規定により休会になります。
10月18日水曜日は、第1回五十嵐年度親睦ゴルフ大会を開催いたします。後ほど、委員会報告にて、倉片さんにより報告させていただきますので、倉片さん、よろしくお願いいたします。
10月24日火曜日の例会は、ガバナー公式訪問5クラブ合同例会となります。詳細については本日の例会にて受付で配布された資料をご参照ください。資料内には出席・欠席の欄が1か所しかないため、出席の欄に丸を付けていただくと、親睦会にも出席という形になります。親睦会に出席できない方は、事務局の田中さんにご一報いただきたいと思います。
10月31日火曜日は、定款の規定により休会になります。
【各種報告】
(地区より)
甦れ2570プロジェクト。信州へ美食の旅「松茸・蕎麦」のご案内を事務局からメールおよびFAXにて送信しております。ご興味のある方は、事務局までお問い合わせください。
秋田豪雨災害支援金の募金お礼の案内が来ておりますと。2570地区として支援金総額が99万4384円でした。
SNSでの情報発信時には、ハッシュタグの追記のお願いがきております。その内容をご説明いたします。「クラブの活動をFacebookやInstagramなどSNSを利用して発信する際に、ぜひ文章の最後に #ri2570 の追記をお願いします。このハッシュタグを追記することで、皆様の投稿を簡単に検索できるようになります。」とのことです。
(市内5クラブ会長幹事会)
9月22日金曜日、寿司割烹やなぎにて、第2回市内5クラブ会長幹事会が開催されました。五十嵐会長、道口にて参加してまいりました。
以上、幹事報告を終わりします。ありがとうございました。
グローバル補助金奨学候補生よりご挨拶
国際ロータリー第2570地区2024-25年の派遣留学生
ロータリー財団のグローバル奨学金候補生 石塚あすり様
こんにちは、私はグローバル補助金奨学候補生の石塚あすりと申します。所沢ロータリークラブの皆様には、スポンサークラブとしてのご支援を賜り、特に鳥居様にはカウンセラーとしてさまざまな側面でのサポートをいただいております。
本日は、よろしくお願いいたします。用意したパワーポイントを通じて自己紹介させていただきます。所沢ロータリークラブが私にスポンサーとして支援の手を差し伸べてくださり、そのことに感謝しております。私自身は、東京都東村山市で生まれましたが、父親の仕事の都合で小笠原諸島の母島やシンガポールなどを転々としました。そして、1年半前の昨年5月に実家ごと所沢市へ移り住むことになり、このご縁から第2570地区の国際グローバル奨学金に応募いたしました。
まだ所沢に住んで1年半しか経っていない新参者でございますが、国際ロータリー奨学生としての役割は、海外で日本や埼玉県、そして所沢の魅力を発信することも含まれており、これからも所沢の魅力を発見し、広めていきたいと考えております。
現在、私は早稲田大学の政治経済学部国際政治経済学科に在籍し、研究の中心テーマと将来の大学院での学びたい内容として、難民支援と難民問題に焦点を当てて学んでおります。このグローバル奨学金は、ロータリーの7つの重点分野における大学院レベルの学びの機会を提供し、私の場合は将来、その分野で活躍する人材の育成を目指しております。
具体的には、平和構築と紛争予防の分野に応募しました。社会統合や相互支援が平和の構築に寄与し、紛争を予防することで、難民問題の悪循環を断ち切る可能性があります。大学院で難民問題について深く学び、将来的には平和構築と紛争予防に貢献できるような人材として成長し、社会に貢献したいと考えています。
大学院進学に際し、私はSOASロンドン大学東洋アフリカ学院の「Migration and Diaspora Studies」というコースを希望しております。このコースは、移民、難民、海外に住むジャスポラ(移民・難民のコミュニティ)に関する研究の機会を提供しています。このコースの特色として、主に東アフリカとアジアアフリカ地域に焦点を当て、これらの地域からの難民が多く住むアジアフリカにフォーカスしています。また、このコースはロンドンという、人口の約3割が移民や難民で構成されている特異な受け入れ国での学びと、受け入れ社会における移民や難民に関連する団体での職務経験を提供しています。これらの特色が、私がこのコースを志望する理由となっております。
所沢ロータリークラブの皆様には、グローバル補助金奨学候補生としてのサポートをいただき、心より感謝申し上げます。今後とも一層の精進をしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
本日は、よろしくお願いいたします。用意したパワーポイントを通じて自己紹介させていただきます。所沢ロータリークラブが私にスポンサーとして支援の手を差し伸べてくださり、そのことに感謝しております。私自身は、東京都東村山市で生まれましたが、父親の仕事の都合で小笠原諸島の母島やシンガポールなどを転々としました。そして、1年半前の昨年5月に実家ごと所沢市へ移り住むことになり、このご縁から第2570地区の国際グローバル奨学金に応募いたしました。
まだ所沢に住んで1年半しか経っていない新参者でございますが、国際ロータリー奨学生としての役割は、海外で日本や埼玉県、そして所沢の魅力を発信することも含まれており、これからも所沢の魅力を発見し、広めていきたいと考えております。
現在、私は早稲田大学の政治経済学部国際政治経済学科に在籍し、研究の中心テーマと将来の大学院での学びたい内容として、難民支援と難民問題に焦点を当てて学んでおります。このグローバル奨学金は、ロータリーの7つの重点分野における大学院レベルの学びの機会を提供し、私の場合は将来、その分野で活躍する人材の育成を目指しております。
具体的には、平和構築と紛争予防の分野に応募しました。社会統合や相互支援が平和の構築に寄与し、紛争を予防することで、難民問題の悪循環を断ち切る可能性があります。大学院で難民問題について深く学び、将来的には平和構築と紛争予防に貢献できるような人材として成長し、社会に貢献したいと考えています。
大学院進学に際し、私はSOASロンドン大学東洋アフリカ学院の「Migration and Diaspora Studies」というコースを希望しております。このコースは、移民、難民、海外に住むジャスポラ(移民・難民のコミュニティ)に関する研究の機会を提供しています。このコースの特色として、主に東アフリカとアジアアフリカ地域に焦点を当て、これらの地域からの難民が多く住むアジアフリカにフォーカスしています。また、このコースはロンドンという、人口の約3割が移民や難民で構成されている特異な受け入れ国での学びと、受け入れ社会における移民や難民に関連する団体での職務経験を提供しています。これらの特色が、私がこのコースを志望する理由となっております。
所沢ロータリークラブの皆様には、グローバル補助金奨学候補生としてのサポートをいただき、心より感謝申し上げます。今後とも一層の精進をしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
委員会報告
親睦委員会
加藤 和伸 委員長
皆様、改めまして、こんにちは。親睦委員会の加藤です。
先ほどお幹事の方からお話がありました親睦旅行の件について、ご案内させていただきます。
内容については、今日の理事会でも決定されておりますので、詳細は、FAXまたはメールで皆様のお手元に届くようにいたしますけれども、概要、私の方からご説明させていただきます。
旅行先は、新潟の長岡に位置する蓬平温泉(よもぎひら温泉)となります。
移動手段はバスで、全員での移動となります。出発は11月10日の金曜日の朝8時15分に、所沢駅東口の武蔵野銀行脇から行います。
参加費は、会員の皆様が5万5000円、ご家族の方が4万5000円となっております。
申し訳ございませんが、締め切りは10月17日までとなります。ご出席・ご欠席のご報告をお願い申し上げます。詳細情報については、メールおよびFAXにてご案内させていただきますので、どうぞご確認いただき、ご出席いただけるようお願い申し上げます。以上です。
先ほどお幹事の方からお話がありました親睦旅行の件について、ご案内させていただきます。
内容については、今日の理事会でも決定されておりますので、詳細は、FAXまたはメールで皆様のお手元に届くようにいたしますけれども、概要、私の方からご説明させていただきます。
旅行先は、新潟の長岡に位置する蓬平温泉(よもぎひら温泉)となります。
移動手段はバスで、全員での移動となります。出発は11月10日の金曜日の朝8時15分に、所沢駅東口の武蔵野銀行脇から行います。
参加費は、会員の皆様が5万5000円、ご家族の方が4万5000円となっております。
申し訳ございませんが、締め切りは10月17日までとなります。ご出席・ご欠席のご報告をお願い申し上げます。詳細情報については、メールおよびFAXにてご案内させていただきますので、どうぞご確認いただき、ご出席いただけるようお願い申し上げます。以上です。
親睦委員会 ゴルフ担当
倉片 順司 さん
皆様、こんにちは。親睦委員会ゴルフ担当の倉片です。
10月18日水曜日に、五十嵐で第1回親睦ゴルフ大会を開催いたします。場所は武蔵カントリー笹井コースです。
今日が申し込みの締め切り日であり、24名の申し込みがあります。先ほどリストを確認しましたが、これ以上増えることがないかなという出席者でした。
出席される方は、急な用事を入れないように、ぜひ楽しんでいただけるようお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
10月18日水曜日に、五十嵐で第1回親睦ゴルフ大会を開催いたします。場所は武蔵カントリー笹井コースです。
今日が申し込みの締め切り日であり、24名の申し込みがあります。先ほどリストを確認しましたが、これ以上増えることがないかなという出席者でした。
出席される方は、急な用事を入れないように、ぜひ楽しんでいただけるようお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
スマイルボックス
スマイルボックス委員会
岩崎 貴行委員長
五十嵐年度:176,000円
市川 雅已さん
所沢市国際友好委員長として、先週、姉妹都市であります韓国安養市へ締結25周年の式典へ、副委員長の平岩さんと行ってきました。
最終日に転んでしまって、肋骨を骨折。どうにか帰国しましたが本日は欠席させていただきます。
平岩さんも仕事で韓国よりベトナムに行き欠席となります。よろしくお願いいたします。
日向 貴一さん
先週、同業者の集まりで、台湾の平岩会員のカニ料理のお店に行ってきました。素晴らしい店構えと料理でしたのでニコニコ致します。
橋本 幹男さん
蓑田様、本日の卓話よろしくお願いいたします。
吉田 慶さん
申し訳ございません。所用の為早退させて頂きます。
柳 麻貴さん
蓑田様、本日卓話講師をお引き受けいただき、ありがとうございます。楽しみにしています。10/28(土)西武所沢ショッピングセンター8階にて、100万人クラシックライブチェロとピアノのミニライブを開催いただきます。是非皆様ご期待ください。
岩﨑 貴行さん
日頃からスマイルボックスにご協力ありがとうございます。今期目標70万に対し本日時点の進捗は25.1%です。引き続き皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
所沢市国際友好委員長として、先週、姉妹都市であります韓国安養市へ締結25周年の式典へ、副委員長の平岩さんと行ってきました。
最終日に転んでしまって、肋骨を骨折。どうにか帰国しましたが本日は欠席させていただきます。
平岩さんも仕事で韓国よりベトナムに行き欠席となります。よろしくお願いいたします。
日向 貴一さん
先週、同業者の集まりで、台湾の平岩会員のカニ料理のお店に行ってきました。素晴らしい店構えと料理でしたのでニコニコ致します。
橋本 幹男さん
蓑田様、本日の卓話よろしくお願いいたします。
吉田 慶さん
申し訳ございません。所用の為早退させて頂きます。
柳 麻貴さん
蓑田様、本日卓話講師をお引き受けいただき、ありがとうございます。楽しみにしています。10/28(土)西武所沢ショッピングセンター8階にて、100万人クラシックライブチェロとピアノのミニライブを開催いただきます。是非皆様ご期待ください。
岩﨑 貴行さん
日頃からスマイルボックスにご協力ありがとうございます。今期目標70万に対し本日時点の進捗は25.1%です。引き続き皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
出席率発表
出席向上委員会
佐塚 慶輔 さん
総数:59名
出席:32名(うちZoom0名)
欠席:27名
本日の出席率:61.54%
出席:32名(うちZoom0名)
欠席:27名
本日の出席率:61.54%
卓話:「100万人のクラシックライブの活動について」
講師紹介
柳 麻貴さん
皆様、こんにちは。本日の卓話講師として、蓑田秀策様をご紹介させていただきます。蓑田様は、一橋大学経済学部を卒業後、日本興業銀行に入行され、その後、みずほコーポレート銀行の常務執行役員を経て、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に入社されました。KKRジャパンにおいては、代表取締役社長および会長を務められました。
蓑田様は、クラシック音楽を一般の方々にもっと身近に感じてもらいたいという想いから、2015年に一般財団法人100万人のクラシックライブを設立し、代表理事に就任されました。その財団を通じて年間1000回近い公演を行い、演奏家の活躍の場を広げ、社会に明るさと温かさをもたらす活動をされています。さらに、ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの理事や、株式会社東横インの取締役も務め、多岐にわたる分野でご活躍されています。
私と蓑田様の出会いは、以前、卓話講師を務められました竹花様からの紹介によるもので、その経験豊かな大先輩からの学びやつながりは、私の支えとなっております。本当にありがとうございます。
それでは、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
蓑田様は、クラシック音楽を一般の方々にもっと身近に感じてもらいたいという想いから、2015年に一般財団法人100万人のクラシックライブを設立し、代表理事に就任されました。その財団を通じて年間1000回近い公演を行い、演奏家の活躍の場を広げ、社会に明るさと温かさをもたらす活動をされています。さらに、ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの理事や、株式会社東横インの取締役も務め、多岐にわたる分野でご活躍されています。
私と蓑田様の出会いは、以前、卓話講師を務められました竹花様からの紹介によるもので、その経験豊かな大先輩からの学びやつながりは、私の支えとなっております。本当にありがとうございます。
それでは、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
講師:蓑田 秀策様(100万人のクラシックライブ 代表理事)
皆様、こんにちは。本日は、100万人のクラシックライブの代表理事である蓑田秀策をご紹介させていただきます。お話しすぎて声が少し割れておりますが、健康に問題はありませんので、ご安心ください。
今、柳さんからご紹介いただきましたが、実は私と竹花さんは以前からKKRの現役社長とのつてを持っており、経済同友会の幹事会などでお会いすることがありました。そのご縁から、柳さんにご紹介いただき、このパワフルな柳さんが私たちのクラシックライブを盛り上げていただけることに話が進み、所沢で初めてクラシックライブを開催させていただくこととなり、今日ここに立っております。長らく金融の世界で働いていました。さらに、鳥居さんとのお話でも触れましたが、私はロンドンに8年、ニューヨークに5年滞在し、外国での生活が長かったため、半分外国人のようなメンタリティを持っています。この活動を始めたのは、2015年に金融の世界を卒業してからのことです。
まず、この活動の目的は、PowerPointに書かれている通りですが、「日常に音楽が溢れる街(社会)を目指して」を目指しています。日常に音楽が豊かにある理由について考えると、音楽のある社会は平和であり、それによって人々の心が非常に穏やかになると私は考えています。そして、誤解のないように言っておきますが、私はクラシック音楽が全く得意ではありません。皆さんがどうお思いになっているかはわかりませんが、私は主にテニスとゴルフに打ち込んでおり、実際には、クラシック音楽のコンサートに行っても、最初の5分で眠りに落ち、演奏が終わって拍手が起こるって起きるというふうに過ごしてきました。
では、なぜこの活動を始めたのかというと、約10年前、東日本大震災の翌年の2012年に、ある方のお宅で開かれた演奏会に招待されました。そこに行ってみたら、寝てしまうかと思いきや、18歳の東京藝術大学の若者の演奏に、まるで雷に打たれたような感覚に陥りました。私のわずか2メートル目の前の距離で披露された演奏は本当に素晴らしい演奏でした。演奏が終わった後、私は「これはすごいね。君たちはどんな生活してるんだ?」と尋ねたところ、彼から「いや、蓑田さん、実は、我々、全く演奏する場所がないんです」という答えが返ってきました。こんなに素晴らしい音楽なのに、どうして演奏の場所がないのか、不思議に思いました。それで、調べてみると、やはりクラシック音楽は私のような人たちがたくさんいて、コンサートに行かないため、演奏の場所が限られていることが分かりました。これはもったいないことだと思い、この活動を始めるきっかけとなりました。余談ですが、その後、彼は20歳の時に、バッハコンクールというコンクールに出場し、日本人として初めて優勝しました。彼の名前は岡本誠司さんと言います。今、彼は日本を代表するバイオリニストとして活躍していますが、大学生の時には、100万人クラシックライブにたくさん出演して弾いていただきました。
そして、実はこの活動を始めた別の動機があります。それは、金融に関連していると言えますが、私がロンドンに行ったのは1990年、バブルが絶頂期で、日本興業銀行が時価総額ランキングで世界一だった頃です。当時の状況を皆さんも覚えているかどうかわかりませんが、日本興業銀行は世界一の時価総額を誇っていました。そう、そんな時代があったんです。もう忘れ去られたかもしれませんが、今、かつて日本興業銀行があった場所にはAppleが座っています。その時の時価総額は約100兆円から120兆円ほどです。当時、30年前の世界時価総額の最高は日本興業銀行の10兆円でした。それから30年が経ち、アメリカの株式市場は約12倍に成長しました。そのため、10兆円だった時価総額が120兆円になることは全く不思議ではありません。30数年前、つまり1990年代初めには、日本興業銀行、住友銀行、三菱銀行など、名だたる銀行が世界のトップ10に7つもランクインしていました。その年、私はロンドンに行き、8年間滞在しました。その間、日本は経済的に急速に衰退し、私が日本に帰国する直前の1997年11月か12月には山一証券が倒産するという出来事が起きました。1990年代に、私は日本がいわゆる「失われた10年」と呼ばれる時期を始める過程を、バブル経済の崩壊後の日本社会の変化を、外部から見ていたということです。私はその中に身を置いていなかったのです。この時期、私が感じたことは、日本が急速に自己評価を失いつつあることであり、自信を喪失するだけでなく、日本が持っていた文化や慣習、社会構造などを自ら壊し始めていることでした。これは1980年代までの成功に対する一種の反動かもしれませんが、さまざまな側面で、日本はそれまでに培ってきた勝利の方程式、すなわち日本が世界の第一位に上り詰めるためのモデルをほぼ壊し始めたのです。それは1990年代でした。具体的には、終身雇用、年功序列、護送船団方式、官民一体、そして日本株式会社モデルなど、これらの要素を次々と自ら壊していったと思います。パフォーマンスリンクにするべきだと主張したり、官民の癒着が問題であるとして大蔵省の役人を逮捕したり、護送船団方式のようなアプローチはもはや通用しないとして、弱者は淘汰され、強者だけが生き残る社会を目指すべきではないかと提案したりしました。言い方に誤解が生じるかもしれませんが、要するに、日本がこれまで1980年代に築いてきた価値観やシステムを、肯定的な側面も含めて徐々に否定していく様子を私は外部から見ているように感じました。
そして、最大の問題は、社会が壊れていったことだと思います。この社会がどのように崩れていったかと言いますと、人々のつながりが極めて希薄になり、個人が社会の中で孤立するようになったことです。その原因は、90年代を通じて縮小均衡の中で、各個人が自身を守るために生きざるを得なかったことにあります。終身雇用制度の崩壊と非正規雇用の増加という要因が影響して、人々は自分自身を守るために他人に気を配る余裕がなくなったのではないかと、外部から見て想像しています。少なくとも、外部から見た日本は、自己評価を失い、個人が社会の中で孤立化する傾向をますます深めていったということを、非常に悲しみを感じていました。そして、1998年に日本に帰国して以来、私はどのようにしてこのように崩れた社会を少しでも改善できるのか、それがずっと心に残っていました。日本人が互いに助け合ったり支え合ったりすることを好まなくなったのか、あるいは人と人が繋がることを拒絶するような国民になってしまったのか、実際にはよく理解できなかったんです。それから何年か経過し、私は日本は本質的には何も変わっていないという確信に至りました。そのポイントは、オリンピックやワールドカップについてです。先程、バレーボールについてお話されましたが、なぜ日本人はこれほど熱狂するのか、私は疑問に思います。私はニューヨークに5年、ロンドンに8年滞在しましたが、他の国で国を挙げてワールドカップやオリンピックに熱狂する姿を見たことはありません。普段からカーリングやラグビーなどを観戦する人々が本当に多いのでしょうか。なぜワールドカップが開催されると、突如として熱狂的な新ファンが現れ、サッカー、カーリング、陸上競技などのにわかファンが出現するのでしょうか。これについては、私の答えははっきりしています。価値観の違いにより個人が孤立し、世界中で同じ価値観を持つ知らない人々がつながることは非常に稀なことです。しかし、オリンピックやワールドカップの時は、隣の知らない人たちも確実に「日本頑張れ」という同じ気持ちを共有しているのです。私がそれを確信したのは、2000年代初頭に日本と韓国がワールドカップのサッカー予選で双方が1次リーグで敗退し、国に帰ってきた際の反応の違いを目撃した時でした。韓国では敗れた選手たちに対して空港で人々が集まり、彼らに石を投げつけました。「恥を知れ。負けて何をしているのか」と言ったのです。一方、敗れた日本のチームが帰国した成田空港には多くの人々が駆けつけました。しかし、石を投げるのかと思ったら、彼らは「感動をありがとう」と言ったのです。これがおかしいと思いませんか?彼らは負けているのに、なぜ感動しているのか。負けて感動するのかという疑問が湧きます。しかし、考えてみると、彼らが感動したのは、自分たちを一つにし、日本代表として戦った選手たちを応援できたことに対する感謝だったのです。自分たちが受け取った感動に対してありがとうと言ったのです。つまり、彼らはサッカーを見ているのではなく、自分たちが一体となって国を応援していることに感動しているのです。そして、隣の知らない人とハイタッチできること、子供たちが素直に感動して涙を流せるという状況を共有し心を動かしているのです。これらが感動がもたらすもので、人と人をつなげるきっかけなのです。オリンピックでもワールドカップでも、それは常に同じです。スポーツを見るだけではないのです。話が長くなりましたが、孤立し、支え合うことが難しく、知らない人々ともコミュニケーションが取れない状況にある一人一人にとって、人と人をつなぐ要素は感動であるということが分かったのです。
それでは、感動を持ってくればいい。日常に感動を満たせば、人々はつながることができるのでしょうか?という問いに対する答えは、そうだと言えるでしょう。もし毎日オリンピックの予選を行い、人々が絶えず感動を共有し続けるなら、知らない人同士でもつながることができるかもしれません。しかし、現実にはそうはいかないため、感動を日常的に共有できる場を創り出す必要があると結論します。そう考えたときに、以前私が聞いた感動的なバイオリンの演奏が重要な役割を果たしました。このバイオリンの音色がもたらす感動を、皆さんと日常的に共有できる場を作りたいと考えました。具体的には、「日常に音楽が溢れる街を目指したい」という目標を掲げ、生演奏がもたらす感動を共有することで、人々がつながる場を創造することを活動の目的としました。また、この目標を達成するためには、演奏家を育てる必要があるため、演奏家が日常的に活動できる機会を提供したいとも考えました。この活動は一人の人間が優越感を持って行うのではなく、皆で協力して行うものであり、共同で取り組むことによって、人々がつながる契機になるので、をみんなで一緒にやろうというコンセプトで進めることを決意しました。つまり、みんなで一緒に行動し、手を携えて取り組むことで、日常に音楽を広め、人々を結びつけたいという考えなのです。そのためには、あらゆる場所で音楽を奏でる必要があります。これは、例えば会社の会議室、お寺、ショッピングセンター、駅、学習塾、会社のオフィスなど、どこでも行える活動です。実際、これらの場所で演奏を行っています。先ほどお伝えした通り、これまでに約1000回の演奏を行ってきました。活動を開始したのは2015年で、その当初から今に至るまで、コンサートを継続してきました。去年はコロナの影響もあって570回のコンサートを行いましたが、それ以前から続けてきた活動です。イオンモールなど、さまざまな場所で演奏しています。また、自治体との協力も増え、今年は9月末までで約520回のコンサートを行い、年末までにはさらに350回から400回を予定しています。これにより、年間約900回、1日平均3回の演奏を実現し、全国で多くの人々と協力して展開しています。
次に、具体的な活動の様子や協力している人々についてご紹介したいと思います。
展開方法について説明いたします。この活動の主体は、コンサートを企画し実行する役割を担当していますが、主催者ではありません。主催は地域コミュニティ、地域の課題に取り組む人々、政府関連機関など、活動に協力している各組織が行っています。具体的には、行政機関、地域の企業、住民、学校、町内会、PTA、地元の企業、ロータリークラブなど、さまざまな団体や個人が協力しています。全国の企業も協力しています。行政が関与する場合とそうでない場合があり、さまざまな形でコンサートを共同で実施するコンセプトで活動を進めています。ここで、実際の活動の様子を動画でご覧いただきたいと思います。柳さんのコンサートもぜひご覧いただきたいです。動画をご覧いただくことで、実際の活動がより理解しやすくなるでしょう。さっそく動画を再生してみましょう。この動画は子供たち向けに行った動画と、高校の吹奏楽部と共に演奏家が行ったコンサートの一部の動画です。活動の具体例について、いくつかの実例を挙げて説明します。
行政において、具体的なケースを紹介します。まず、奈良市のふるさと納税を活用したプロジェクトでは、行政が予算を割り当てて実施しています。このプロジェクトは「100万人のクラシックライブ」というもので、ふるさと納税の返礼品ではなく、納税者に対してふるさと納税の使途を示し、その一部を原資にして奈良市の予算を活用して毎月コンサートを開催しています。また、群馬県の太田市では、市の清水市長が最初から市で予算を取り、市が集客を行いますが、実際の運営は太田市文化スポーツ振興財団が担当しています。この財団はさまざまな場所でコンサートを行い、地域に文化活動を提供しています。また、茨木市と立命館大学の茨木キャンパスが共同で100万人のクラシックライブ実行委員会を設立し、実行しています。この実行委員会は、茨木市の施設やモノレールの駅などを活用し、毎月コンサートを開催しており、市が積極的に場所を提供しています。
特殊な例としては、徳島県が県単位で子供食堂を通じて、我々と協力し、音楽を提供する場所をいくつか選んでいます。
さらに、地元のネットワークを通じて演奏を提供する例もあります。兵庫県の姫路、明石、加古川周辺では、地元の企業経営者が親しい飲み仲間で、クラシックライブをやろうと提案し、それぞれの企業が順番に主催を担当しています。約10人のグループが形成され、順番にコンサートを開催することになっています。この取り組みは既に開始されており、老人施設や介護施設への演奏提供、自身の孫が通う幼稚園への音楽提供などが行われています。各企業が年に1回ずつ行うという負担感ではなく、毎月行うことを取り決めています。さらに、地元のネットワークを通じて演奏を提供する例もあります。兵庫県の姫路、明石、加古川周辺では、地元の企業経営者が親しい飲み仲間で、クラシックライブをやろうと提案し、それぞれの企業が順番に主催を担当しています。約10人のグループが形成され、順番にコンサートを開催することになっています。この取り組みは既に開始されており、老人施設や介護施設への演奏提供、自身の孫が通う幼稚園への音楽提供などが行われています。各企業が年に1回ずつ行うということでしたが、好評のため毎月行うことになりました。
三重県の明和町で行われているクラシックライブは、地元の企業が主体です。地元のイオンモールなどと提携し、共催モデルを採用しています。1つの企業だけでなく、2つの主催者が協力して、さまざまな場所で演奏会を実施しています。地元の食堂やマクドナルドなど、さまざまな場所でコンサートが開催され、協力が相乗効果を生み出していると言えます。全国版というのは、仲介業者が日本全国でこのような活動を支援したいという趣旨で、さまざまな場所でコンサートを行う際に、共催モデルを採用しています。共催モデルとは、費用の半分を仲介業者が負担することを指します。具体的には、鳥取砂丘コナン空港でのイベントや、明神寺というお寺での演奏、そしてショッピングモールでのイベントなど、さまざまな場所でこのモデルが活用されています。また、東京駅のKITTE丸の内でも同様の共催モデルが採用されました。
たくさんの人々が手を取り合い協力し合うコンサートを行っていますが、実は我々の活動には別のプロジェクトも含まれています。それが、子供たちに音楽を届けるプロジェクトです。このプロジェクトの目的は、子供たちの心のケアを行うことです。対象となる子供たちは、子供食堂、学習支援拠点、難病の子供のケア施設、障害を持つ子供たち、児童養護施設、母子生活支援施設、そしてDVから逃れてきた親子を受け入れるシェルターにいる非常に困難な状況にいる子供たちです。我々は、こうした子供たちに音楽を届けることを通じて、彼らの心を支えたいと考えています。2020年、新型コロナウイルスの流行の最中から、我々は活動を開始しました。この間、合計で311回のコンサートを行いました。これはおそらく、2020年7月までの数字ですが、今年は年間で約250回のコンサートを予定しています。したがって、この累計はおそらく今年中に約400回に達するでしょう。現在、全国で37か所で活動していますが、今年中には日本の47都道府県全ての子供食堂や学習支援センター、そしてヤングケアラーなど、さまざまな支援が必要な子供たちに対して、生の音楽を届ける活動を展開しようと考えています。
では、具体的に、この活動にかかる費用についてお話ししましょう。おそらく皆さんが気になるのは、費用のことだと思います。まず、この活動では演奏家に対して演奏料を支払い、イベントを企画し、出向いて演奏を行う必要があります。そのため、ある程度の費用がかかることをご理解いただきたいと思います。具体的な費用設定ですが、現在、バイオリン、チェロ、ビオラなどの弦楽器2名と、ピアノのピアニスト2名を含む演奏家が60分1回または30分2回のコンサートを行う場合、演奏料として10万円をいただいております。さらに、演奏家の交通費は実費です。ただし、遠方での演奏の場合、演奏家の交通費の一部を財団と我々が負担することもありますが、基本的にはこの費用設定です。また、ピアノがない場所では、ピアノの貸出しに1万円プラス送料実費がかかります。送料が高額であることを理解していただきたいのですが、物流コストがかさむためです。ピアノの運搬には多額の費用がかかります。遠隔地でのコンサートの場合、往復で1万5000円から2万円ほどかかり、結局、ピアノには約3万円の費用がかかることになります。一方、電子ピアノの価格は、大体20万から25万円ほどです。したがって、1回のコンサートで3万円かかると考えると、8回コンサートを行えば、電子ピアノの購入費用は元が取れる計算です。私はお金に余裕のある方には、ピアノを購入していただくことをおすすめしています。また、リース料で回収するオプションもありますが、その場合、1万円で10回以上、20回ほどのコンサートを行わなければなりません。このような価格設定で活動していることをご理解いただきたいと思います。
所沢という町は、その存在感が非常に大きく、人口も増加傾向にあると理解しています。おそらく、子育て世代も多くが所沢に移住しているのではないかと思います。こうした場所で、私たちの活動を拡大させていただきたいと考えています。この拡大において、1人の人間が大きな負担を負うのではなく、皆さんで協力し、一緒に取り組むことが大切です。ロータリークラブの皆様を含め、多くの仲間と連携し、少額ずつの寄付や入場料などの収益を得ながら、負担を分散させ、この活動を広げていくことができれば非常にありがたいと思っています。
所沢駅周辺など、柳さんの所でコンサートを開催いただけることは非常にありがたいです。ショッピングセンターや賑やかな場所では、多くの人々が集まります。竹花さんの中華料理屋の前で演奏することもあり、食事に訪れる方々にも楽しんでいただけます。所沢の町は活気に溢れていると感じており、皆さんにもこの活動が所沢でもっと多くの方々に届くよう、ご協力いただければ幸いです。
最後に、様々なことをお話ししましたが、今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。今日はお聴きいただき、ありがとうございました。
質疑応答:
私自身もあまりクラシックを聴く機会がありませんでした。私に3歳と1歳に子どもがおり、市のクラシックコンサートに連れて行ったところ、子供たちは大変喜んで楽しんでいました。先ほどお子様の例も出ましたが、どの年齢層の子供たちを対象としていますか?
我々のコンサートは、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層を対象としています。コンサートは基本的に自由な雰囲気で行われ、クラシックに慣れていない方でも楽しめるように配慮しています。お子様が泣いても大丈夫ですし、子供たちの騒ぎ声も許容しています。実際、コンサート中に子供が泣いても、これまでの3500回のコンサートで一度もコンサートが中断されたことはありません。お子さんは、音楽が流れると静かに聞いている傾向があります。親がお子さんを押さえつける必要もなく、音楽を楽しんでいただけるでしょう。また、認知症の方にも音楽は効果的です。老人施設でのコンサートでは、奇声を上げたり動き回ったりする方も、音楽が始まると静まりかえることがあります。ですので、赤ちゃんからお年寄りまで、気軽に楽しんでいただけると思います。演奏家のレベルについても触れておきますと、我々の主流は、芸大や桐朋などの名門音楽学校を卒業し、国内外で活躍している若手演奏家たちです。高い演奏レベルを提供しています。コンサートは出入り自由であり、お話を交えながら音楽を楽しむスタイルです。曲の解説なども行いますし、お年寄り向けや子供向けの曲も演奏します。鬼滅の刃やディズニーの楽曲なども披露します。お年寄りには愛の賛歌等感動を共有します。ぜひ気軽にご参加いただければ幸いです。次回のコンサートは10月28日です。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
今、柳さんからご紹介いただきましたが、実は私と竹花さんは以前からKKRの現役社長とのつてを持っており、経済同友会の幹事会などでお会いすることがありました。そのご縁から、柳さんにご紹介いただき、このパワフルな柳さんが私たちのクラシックライブを盛り上げていただけることに話が進み、所沢で初めてクラシックライブを開催させていただくこととなり、今日ここに立っております。長らく金融の世界で働いていました。さらに、鳥居さんとのお話でも触れましたが、私はロンドンに8年、ニューヨークに5年滞在し、外国での生活が長かったため、半分外国人のようなメンタリティを持っています。この活動を始めたのは、2015年に金融の世界を卒業してからのことです。
まず、この活動の目的は、PowerPointに書かれている通りですが、「日常に音楽が溢れる街(社会)を目指して」を目指しています。日常に音楽が豊かにある理由について考えると、音楽のある社会は平和であり、それによって人々の心が非常に穏やかになると私は考えています。そして、誤解のないように言っておきますが、私はクラシック音楽が全く得意ではありません。皆さんがどうお思いになっているかはわかりませんが、私は主にテニスとゴルフに打ち込んでおり、実際には、クラシック音楽のコンサートに行っても、最初の5分で眠りに落ち、演奏が終わって拍手が起こるって起きるというふうに過ごしてきました。
では、なぜこの活動を始めたのかというと、約10年前、東日本大震災の翌年の2012年に、ある方のお宅で開かれた演奏会に招待されました。そこに行ってみたら、寝てしまうかと思いきや、18歳の東京藝術大学の若者の演奏に、まるで雷に打たれたような感覚に陥りました。私のわずか2メートル目の前の距離で披露された演奏は本当に素晴らしい演奏でした。演奏が終わった後、私は「これはすごいね。君たちはどんな生活してるんだ?」と尋ねたところ、彼から「いや、蓑田さん、実は、我々、全く演奏する場所がないんです」という答えが返ってきました。こんなに素晴らしい音楽なのに、どうして演奏の場所がないのか、不思議に思いました。それで、調べてみると、やはりクラシック音楽は私のような人たちがたくさんいて、コンサートに行かないため、演奏の場所が限られていることが分かりました。これはもったいないことだと思い、この活動を始めるきっかけとなりました。余談ですが、その後、彼は20歳の時に、バッハコンクールというコンクールに出場し、日本人として初めて優勝しました。彼の名前は岡本誠司さんと言います。今、彼は日本を代表するバイオリニストとして活躍していますが、大学生の時には、100万人クラシックライブにたくさん出演して弾いていただきました。
そして、実はこの活動を始めた別の動機があります。それは、金融に関連していると言えますが、私がロンドンに行ったのは1990年、バブルが絶頂期で、日本興業銀行が時価総額ランキングで世界一だった頃です。当時の状況を皆さんも覚えているかどうかわかりませんが、日本興業銀行は世界一の時価総額を誇っていました。そう、そんな時代があったんです。もう忘れ去られたかもしれませんが、今、かつて日本興業銀行があった場所にはAppleが座っています。その時の時価総額は約100兆円から120兆円ほどです。当時、30年前の世界時価総額の最高は日本興業銀行の10兆円でした。それから30年が経ち、アメリカの株式市場は約12倍に成長しました。そのため、10兆円だった時価総額が120兆円になることは全く不思議ではありません。30数年前、つまり1990年代初めには、日本興業銀行、住友銀行、三菱銀行など、名だたる銀行が世界のトップ10に7つもランクインしていました。その年、私はロンドンに行き、8年間滞在しました。その間、日本は経済的に急速に衰退し、私が日本に帰国する直前の1997年11月か12月には山一証券が倒産するという出来事が起きました。1990年代に、私は日本がいわゆる「失われた10年」と呼ばれる時期を始める過程を、バブル経済の崩壊後の日本社会の変化を、外部から見ていたということです。私はその中に身を置いていなかったのです。この時期、私が感じたことは、日本が急速に自己評価を失いつつあることであり、自信を喪失するだけでなく、日本が持っていた文化や慣習、社会構造などを自ら壊し始めていることでした。これは1980年代までの成功に対する一種の反動かもしれませんが、さまざまな側面で、日本はそれまでに培ってきた勝利の方程式、すなわち日本が世界の第一位に上り詰めるためのモデルをほぼ壊し始めたのです。それは1990年代でした。具体的には、終身雇用、年功序列、護送船団方式、官民一体、そして日本株式会社モデルなど、これらの要素を次々と自ら壊していったと思います。パフォーマンスリンクにするべきだと主張したり、官民の癒着が問題であるとして大蔵省の役人を逮捕したり、護送船団方式のようなアプローチはもはや通用しないとして、弱者は淘汰され、強者だけが生き残る社会を目指すべきではないかと提案したりしました。言い方に誤解が生じるかもしれませんが、要するに、日本がこれまで1980年代に築いてきた価値観やシステムを、肯定的な側面も含めて徐々に否定していく様子を私は外部から見ているように感じました。
そして、最大の問題は、社会が壊れていったことだと思います。この社会がどのように崩れていったかと言いますと、人々のつながりが極めて希薄になり、個人が社会の中で孤立するようになったことです。その原因は、90年代を通じて縮小均衡の中で、各個人が自身を守るために生きざるを得なかったことにあります。終身雇用制度の崩壊と非正規雇用の増加という要因が影響して、人々は自分自身を守るために他人に気を配る余裕がなくなったのではないかと、外部から見て想像しています。少なくとも、外部から見た日本は、自己評価を失い、個人が社会の中で孤立化する傾向をますます深めていったということを、非常に悲しみを感じていました。そして、1998年に日本に帰国して以来、私はどのようにしてこのように崩れた社会を少しでも改善できるのか、それがずっと心に残っていました。日本人が互いに助け合ったり支え合ったりすることを好まなくなったのか、あるいは人と人が繋がることを拒絶するような国民になってしまったのか、実際にはよく理解できなかったんです。それから何年か経過し、私は日本は本質的には何も変わっていないという確信に至りました。そのポイントは、オリンピックやワールドカップについてです。先程、バレーボールについてお話されましたが、なぜ日本人はこれほど熱狂するのか、私は疑問に思います。私はニューヨークに5年、ロンドンに8年滞在しましたが、他の国で国を挙げてワールドカップやオリンピックに熱狂する姿を見たことはありません。普段からカーリングやラグビーなどを観戦する人々が本当に多いのでしょうか。なぜワールドカップが開催されると、突如として熱狂的な新ファンが現れ、サッカー、カーリング、陸上競技などのにわかファンが出現するのでしょうか。これについては、私の答えははっきりしています。価値観の違いにより個人が孤立し、世界中で同じ価値観を持つ知らない人々がつながることは非常に稀なことです。しかし、オリンピックやワールドカップの時は、隣の知らない人たちも確実に「日本頑張れ」という同じ気持ちを共有しているのです。私がそれを確信したのは、2000年代初頭に日本と韓国がワールドカップのサッカー予選で双方が1次リーグで敗退し、国に帰ってきた際の反応の違いを目撃した時でした。韓国では敗れた選手たちに対して空港で人々が集まり、彼らに石を投げつけました。「恥を知れ。負けて何をしているのか」と言ったのです。一方、敗れた日本のチームが帰国した成田空港には多くの人々が駆けつけました。しかし、石を投げるのかと思ったら、彼らは「感動をありがとう」と言ったのです。これがおかしいと思いませんか?彼らは負けているのに、なぜ感動しているのか。負けて感動するのかという疑問が湧きます。しかし、考えてみると、彼らが感動したのは、自分たちを一つにし、日本代表として戦った選手たちを応援できたことに対する感謝だったのです。自分たちが受け取った感動に対してありがとうと言ったのです。つまり、彼らはサッカーを見ているのではなく、自分たちが一体となって国を応援していることに感動しているのです。そして、隣の知らない人とハイタッチできること、子供たちが素直に感動して涙を流せるという状況を共有し心を動かしているのです。これらが感動がもたらすもので、人と人をつなげるきっかけなのです。オリンピックでもワールドカップでも、それは常に同じです。スポーツを見るだけではないのです。話が長くなりましたが、孤立し、支え合うことが難しく、知らない人々ともコミュニケーションが取れない状況にある一人一人にとって、人と人をつなぐ要素は感動であるということが分かったのです。
それでは、感動を持ってくればいい。日常に感動を満たせば、人々はつながることができるのでしょうか?という問いに対する答えは、そうだと言えるでしょう。もし毎日オリンピックの予選を行い、人々が絶えず感動を共有し続けるなら、知らない人同士でもつながることができるかもしれません。しかし、現実にはそうはいかないため、感動を日常的に共有できる場を創り出す必要があると結論します。そう考えたときに、以前私が聞いた感動的なバイオリンの演奏が重要な役割を果たしました。このバイオリンの音色がもたらす感動を、皆さんと日常的に共有できる場を作りたいと考えました。具体的には、「日常に音楽が溢れる街を目指したい」という目標を掲げ、生演奏がもたらす感動を共有することで、人々がつながる場を創造することを活動の目的としました。また、この目標を達成するためには、演奏家を育てる必要があるため、演奏家が日常的に活動できる機会を提供したいとも考えました。この活動は一人の人間が優越感を持って行うのではなく、皆で協力して行うものであり、共同で取り組むことによって、人々がつながる契機になるので、をみんなで一緒にやろうというコンセプトで進めることを決意しました。つまり、みんなで一緒に行動し、手を携えて取り組むことで、日常に音楽を広め、人々を結びつけたいという考えなのです。そのためには、あらゆる場所で音楽を奏でる必要があります。これは、例えば会社の会議室、お寺、ショッピングセンター、駅、学習塾、会社のオフィスなど、どこでも行える活動です。実際、これらの場所で演奏を行っています。先ほどお伝えした通り、これまでに約1000回の演奏を行ってきました。活動を開始したのは2015年で、その当初から今に至るまで、コンサートを継続してきました。去年はコロナの影響もあって570回のコンサートを行いましたが、それ以前から続けてきた活動です。イオンモールなど、さまざまな場所で演奏しています。また、自治体との協力も増え、今年は9月末までで約520回のコンサートを行い、年末までにはさらに350回から400回を予定しています。これにより、年間約900回、1日平均3回の演奏を実現し、全国で多くの人々と協力して展開しています。
次に、具体的な活動の様子や協力している人々についてご紹介したいと思います。
展開方法について説明いたします。この活動の主体は、コンサートを企画し実行する役割を担当していますが、主催者ではありません。主催は地域コミュニティ、地域の課題に取り組む人々、政府関連機関など、活動に協力している各組織が行っています。具体的には、行政機関、地域の企業、住民、学校、町内会、PTA、地元の企業、ロータリークラブなど、さまざまな団体や個人が協力しています。全国の企業も協力しています。行政が関与する場合とそうでない場合があり、さまざまな形でコンサートを共同で実施するコンセプトで活動を進めています。ここで、実際の活動の様子を動画でご覧いただきたいと思います。柳さんのコンサートもぜひご覧いただきたいです。動画をご覧いただくことで、実際の活動がより理解しやすくなるでしょう。さっそく動画を再生してみましょう。この動画は子供たち向けに行った動画と、高校の吹奏楽部と共に演奏家が行ったコンサートの一部の動画です。活動の具体例について、いくつかの実例を挙げて説明します。
行政において、具体的なケースを紹介します。まず、奈良市のふるさと納税を活用したプロジェクトでは、行政が予算を割り当てて実施しています。このプロジェクトは「100万人のクラシックライブ」というもので、ふるさと納税の返礼品ではなく、納税者に対してふるさと納税の使途を示し、その一部を原資にして奈良市の予算を活用して毎月コンサートを開催しています。また、群馬県の太田市では、市の清水市長が最初から市で予算を取り、市が集客を行いますが、実際の運営は太田市文化スポーツ振興財団が担当しています。この財団はさまざまな場所でコンサートを行い、地域に文化活動を提供しています。また、茨木市と立命館大学の茨木キャンパスが共同で100万人のクラシックライブ実行委員会を設立し、実行しています。この実行委員会は、茨木市の施設やモノレールの駅などを活用し、毎月コンサートを開催しており、市が積極的に場所を提供しています。
特殊な例としては、徳島県が県単位で子供食堂を通じて、我々と協力し、音楽を提供する場所をいくつか選んでいます。
さらに、地元のネットワークを通じて演奏を提供する例もあります。兵庫県の姫路、明石、加古川周辺では、地元の企業経営者が親しい飲み仲間で、クラシックライブをやろうと提案し、それぞれの企業が順番に主催を担当しています。約10人のグループが形成され、順番にコンサートを開催することになっています。この取り組みは既に開始されており、老人施設や介護施設への演奏提供、自身の孫が通う幼稚園への音楽提供などが行われています。各企業が年に1回ずつ行うという負担感ではなく、毎月行うことを取り決めています。さらに、地元のネットワークを通じて演奏を提供する例もあります。兵庫県の姫路、明石、加古川周辺では、地元の企業経営者が親しい飲み仲間で、クラシックライブをやろうと提案し、それぞれの企業が順番に主催を担当しています。約10人のグループが形成され、順番にコンサートを開催することになっています。この取り組みは既に開始されており、老人施設や介護施設への演奏提供、自身の孫が通う幼稚園への音楽提供などが行われています。各企業が年に1回ずつ行うということでしたが、好評のため毎月行うことになりました。
三重県の明和町で行われているクラシックライブは、地元の企業が主体です。地元のイオンモールなどと提携し、共催モデルを採用しています。1つの企業だけでなく、2つの主催者が協力して、さまざまな場所で演奏会を実施しています。地元の食堂やマクドナルドなど、さまざまな場所でコンサートが開催され、協力が相乗効果を生み出していると言えます。全国版というのは、仲介業者が日本全国でこのような活動を支援したいという趣旨で、さまざまな場所でコンサートを行う際に、共催モデルを採用しています。共催モデルとは、費用の半分を仲介業者が負担することを指します。具体的には、鳥取砂丘コナン空港でのイベントや、明神寺というお寺での演奏、そしてショッピングモールでのイベントなど、さまざまな場所でこのモデルが活用されています。また、東京駅のKITTE丸の内でも同様の共催モデルが採用されました。
たくさんの人々が手を取り合い協力し合うコンサートを行っていますが、実は我々の活動には別のプロジェクトも含まれています。それが、子供たちに音楽を届けるプロジェクトです。このプロジェクトの目的は、子供たちの心のケアを行うことです。対象となる子供たちは、子供食堂、学習支援拠点、難病の子供のケア施設、障害を持つ子供たち、児童養護施設、母子生活支援施設、そしてDVから逃れてきた親子を受け入れるシェルターにいる非常に困難な状況にいる子供たちです。我々は、こうした子供たちに音楽を届けることを通じて、彼らの心を支えたいと考えています。2020年、新型コロナウイルスの流行の最中から、我々は活動を開始しました。この間、合計で311回のコンサートを行いました。これはおそらく、2020年7月までの数字ですが、今年は年間で約250回のコンサートを予定しています。したがって、この累計はおそらく今年中に約400回に達するでしょう。現在、全国で37か所で活動していますが、今年中には日本の47都道府県全ての子供食堂や学習支援センター、そしてヤングケアラーなど、さまざまな支援が必要な子供たちに対して、生の音楽を届ける活動を展開しようと考えています。
では、具体的に、この活動にかかる費用についてお話ししましょう。おそらく皆さんが気になるのは、費用のことだと思います。まず、この活動では演奏家に対して演奏料を支払い、イベントを企画し、出向いて演奏を行う必要があります。そのため、ある程度の費用がかかることをご理解いただきたいと思います。具体的な費用設定ですが、現在、バイオリン、チェロ、ビオラなどの弦楽器2名と、ピアノのピアニスト2名を含む演奏家が60分1回または30分2回のコンサートを行う場合、演奏料として10万円をいただいております。さらに、演奏家の交通費は実費です。ただし、遠方での演奏の場合、演奏家の交通費の一部を財団と我々が負担することもありますが、基本的にはこの費用設定です。また、ピアノがない場所では、ピアノの貸出しに1万円プラス送料実費がかかります。送料が高額であることを理解していただきたいのですが、物流コストがかさむためです。ピアノの運搬には多額の費用がかかります。遠隔地でのコンサートの場合、往復で1万5000円から2万円ほどかかり、結局、ピアノには約3万円の費用がかかることになります。一方、電子ピアノの価格は、大体20万から25万円ほどです。したがって、1回のコンサートで3万円かかると考えると、8回コンサートを行えば、電子ピアノの購入費用は元が取れる計算です。私はお金に余裕のある方には、ピアノを購入していただくことをおすすめしています。また、リース料で回収するオプションもありますが、その場合、1万円で10回以上、20回ほどのコンサートを行わなければなりません。このような価格設定で活動していることをご理解いただきたいと思います。
所沢という町は、その存在感が非常に大きく、人口も増加傾向にあると理解しています。おそらく、子育て世代も多くが所沢に移住しているのではないかと思います。こうした場所で、私たちの活動を拡大させていただきたいと考えています。この拡大において、1人の人間が大きな負担を負うのではなく、皆さんで協力し、一緒に取り組むことが大切です。ロータリークラブの皆様を含め、多くの仲間と連携し、少額ずつの寄付や入場料などの収益を得ながら、負担を分散させ、この活動を広げていくことができれば非常にありがたいと思っています。
所沢駅周辺など、柳さんの所でコンサートを開催いただけることは非常にありがたいです。ショッピングセンターや賑やかな場所では、多くの人々が集まります。竹花さんの中華料理屋の前で演奏することもあり、食事に訪れる方々にも楽しんでいただけます。所沢の町は活気に溢れていると感じており、皆さんにもこの活動が所沢でもっと多くの方々に届くよう、ご協力いただければ幸いです。
最後に、様々なことをお話ししましたが、今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。今日はお聴きいただき、ありがとうございました。
質疑応答:
私自身もあまりクラシックを聴く機会がありませんでした。私に3歳と1歳に子どもがおり、市のクラシックコンサートに連れて行ったところ、子供たちは大変喜んで楽しんでいました。先ほどお子様の例も出ましたが、どの年齢層の子供たちを対象としていますか?
我々のコンサートは、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層を対象としています。コンサートは基本的に自由な雰囲気で行われ、クラシックに慣れていない方でも楽しめるように配慮しています。お子様が泣いても大丈夫ですし、子供たちの騒ぎ声も許容しています。実際、コンサート中に子供が泣いても、これまでの3500回のコンサートで一度もコンサートが中断されたことはありません。お子さんは、音楽が流れると静かに聞いている傾向があります。親がお子さんを押さえつける必要もなく、音楽を楽しんでいただけるでしょう。また、認知症の方にも音楽は効果的です。老人施設でのコンサートでは、奇声を上げたり動き回ったりする方も、音楽が始まると静まりかえることがあります。ですので、赤ちゃんからお年寄りまで、気軽に楽しんでいただけると思います。演奏家のレベルについても触れておきますと、我々の主流は、芸大や桐朋などの名門音楽学校を卒業し、国内外で活躍している若手演奏家たちです。高い演奏レベルを提供しています。コンサートは出入り自由であり、お話を交えながら音楽を楽しむスタイルです。曲の解説なども行いますし、お年寄り向けや子供向けの曲も演奏します。鬼滅の刃やディズニーの楽曲なども披露します。お年寄りには愛の賛歌等感動を共有します。ぜひ気軽にご参加いただければ幸いです。次回のコンサートは10月28日です。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
今週のヒトコマ📷
9月21日 平成倶楽部鉢形城コースにてゴルフ同好会の活動を行いました。