本日は財団についてと補助金活用実践編をご紹介いたします。 　まずは財団の使命として、ロータリアンが人々の健康状態を改善し、質の高い教育を提供し、環境保全に取り組み、貧困をなくすことを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにする事です。国際ロータリーで推進して、財団で達成しましょう、となっています。ロータリー財団は資金の91％をプログラム補助金と運営に活用しており、チャリティーナビゲーターによる最高評価4つ星を13年連続でいただいております。

 財団勉強会を年5回開催しており、先日はウエスタ川越にて会場とZOOMとのハイブリット方式で行いました。YouTubeでも配信しておりますので、是非ご覧ください。

（第1回　https://youtu.be/uY8c4Z5cfcY）　※拡散禁止・限定公開※

残り3回ございますので是非ご参加いただけたら幸いです。

 今年初めてホームページを開設いたしました。勉強会の案内や学友会を中心とした様々な内容を掲載しています。現在の学友がどんな事をしているのか、奨学生時代の事が活かされているのか等も掲載されているので是非ご覧ください。 　次に、ロータリーの重点分野として7つの分野を紹介します。今までは、「平和構築と紛争予防」「疾病予防と治療」「水と衛生」「母子の健康」「基本的教育と識字率向上」「地域社会の経済発展」の6つでしたが「環境」が追加され7つになりました。 年次基金のシェアについての詳細はMyRotaryをご覧ください。シェアシステムが7月から地区財団活動資金(DDF)と国際財団活動資金(WF)が47.5％ずつに変更となりました。以前は50％ずつで5％を運営費とし、2.5％ずつ削減となっております。DDFの中から各クラブへ1クラブにつき1000ドルとなっており、DDFが大きくなればクラブへの金額も大きくなります。DDFについては勉強会等で深くお話がありますので宜しくお願いいたします。

 大きなインパクトをもたらすグローバル補助金の活用実践編のご紹介として、今年度14クラブ(行田さくら・入間・熊谷・深谷・秩父・飯能・寄居・新座・吹上・加須・羽生・和光・和光21幸魂・2570パスポートRC)合同で人道的支援活動を行う事とし、乳がん検診車を作成中です。2019～2020年度には、第4グループで初めての11クラブ(本庄・本庄南・寄居・深谷・深谷東・深谷ノース・児玉・岡部・川本・秩父・皆野長瀞)合同で台湾への超音波検診車を寄贈しました。理事会で色んな事を言われましたが、実施して良かったと思っております。セレモニーに鳥居さんもご参加いただき検診車が回る所に同行し、現地の桃園北RCと桃園西門RCとバナー交換しました。コロナ前だったので歓迎会も開催していただき交流を深められました。同年度に本庄南RC(現・2570パスポートRC)単独で、タイへ小児透析機を寄贈いたしました。カンボジア国境の近くの病院へ寄贈したのですが、透析機の数が足らずに亡くなる子がいる等の問題がある地域という事で決めました。コロナ中でしたのでセレモニーにはZOOMで参加させていただきました。2020～2021年度には、2クラブ(川越・本庄南(現・2570パスポートRC))合同でミャンマーへシリンジポンプを寄贈しました。11クラブ合同事業の時に、次年度も合同でとお誘いを受け2クラブ(寄居・2570パスポートRC)で、台湾へ無動力献血車を寄贈しました。次年度に向けての準備もしておりますので、所沢クラブさんも是非ご参加いただければと思います。

 現時点ではグローバル補助金に対してはクラブ拠出金は無しで行う事が出来ますので、積極的に活用していただけばと思います。申請数が増えてくれば地区でクラブ拠出を決める事になると思いますので宜しくお願いいたします。先日の国際ロータリー会長主催会議でメータRI会長は「ロータリアンは“行動人”であるべきで、行動人が良い事をする為にあるのがロータリー財団です。ロータリー財団は私達自身のものである事を、この人道的支援活動の視察を通じて改めて感じ、自分のクラブだけではなく、多くのロータリアンに伝えていきたいと思います。」と結んでおりました。地元のニーズにこたえる地区補助金は、次年度は1クラブ1000ドル、条件として来年2月に予定している補助金管理セミナー参加が必須とし、締め切りは2022年5月30日必着。応募書類は2570地区ホームページにございますのでご確認ください。所沢クラブさんは近隣クラブさんと合同事業を毎年されているようですので、素晴らしい事業の継続をお願いいたします。

 先日、2770地区主催でポリオ根絶チャリティーとしクラッシクカーラリーを開催しました。他クラブ(大宮・2570地区川越・川越小江戸・川越西・川越中央・秩父)の協力を経て無事に終える事が出来ました。Tシャツ販売の売上金も全額寄付し、ベントレーやガルウイングのベンツ等、新車と見まがう程に手入れされている車ばかりで盛り上がりを見せてくれました。こちらにも鳥居さんがご参加くださいました。皆さんご支援いただき有難うございました。

 2019～2020年度の年次基金への寄付は1億2360万ドルありました。ロータリーの活動を継続していくために、財団の友の会員やポール・ハリス・フェローやポール・ハリス・ソサエティ、クラブの認証もあります。地区事務所に届いておりますバナー等は改めて表彰等させていただきたいと思いますので宜しくお願いいたします。自動定期寄付等、寄付の方法はMyRotaryからできますのでご確認ください。

 最後になりますが、ロータリー会員が世界で良い事を実践し続ける為にご寄付は役立てられますので、ご理解ご協力をお願い申し上げます。