川越ロータリークラブ60周年記念と抱き合わせの地区大会が11月20日に終了しました。
この地区大会では2013年度ガバナーノミニーの紹介はありませんでした。
国際ロータリー細則では地区はガバナー就任の24ヶ月以上36ヶ月以内にノミニーを選出すること(この期日は変更可のため今回も遅れています)、選出に指名委員会手続きを採用する地区では地区大会で指名委員を選出できなかった場合最近の5人のパストガバナーが指名委員になります。
今回は和光の鈴木PG、入間の石川PG、東松山の真下PG、本庄の加藤PGに西川直前Gの5人です。
指名委員会は諮問委員全員(指名委員ではないPG全員)の同意を得て今回ノミニーを選出したとのことです。
尚、地区内のクラブからはノミニーの推薦は全くなく、そのため今回の指名委員会の決定に異議を述べ、対抗候補者となる資格のある方はいないとのことです。
RI細則によれば指名委員会がノミニーを選出して閉会後24時間以内に委員長(今回は鈴木PG)はガバナーに報告(報告の仕方についての決まりがありませんから口頭でも可)し、ガバナーは報告を受けた72時間以内に書簡・メール・FAXのいずれかで地区内クラブにノミニーの氏名と所属クラブを公表(通知)しなければならないことになっています。
ガバナーはRI細則15・090で、指名や選挙がRIの定款・細則などに則ってなされるようにする義務がありますのでもし指名委員会委員長などが規定違反をしたら是正しなければなりません。
またガバナーは地区大会でノミニーを適切に紹介することが推奨されています。
結論として地区大会はノミニー承認の場ではなく、適切な紹介が推奨されているだけですが、ガバナーにはノミニーを各クラブに公表する義務があると思いますが、いまだに公表がなされていない理由が分かりません。
この機会に手続要覧をご覧になるのも良いかと思い、ご参考までに記載します。