**第2895回例会のスケジュール**
5/16(火)卓話 宇津木秀様(ワタナベボクシングジム 日本ライト級チャンピオン) 演題:「日本チャンピオンになるまで」 会場:ベルヴィ ザ・グラン
**次回以降のスケジュール**
5/23(火)イニシエーションスピーチ 三浦 峰高会員 瀬戸山 達郎会員 会場:ベルヴィ ザ・グラン
5/30(火)定款の規定により休会
6/6(火)移動例会 ホタル例会 会場:文化幼稚園自然観察園
6/13(火)クラブ協議会 会場:ベルヴィ ザ・グラン
6/20(火)移動例会 引継ぎ会 会場:所沢商工会議所
6/27(火)最終夜間例会 会場:木曽路 所沢店
週報
Weekly Report
公開日:2023/5/16 第2895回例会 内容:第2894回(2023/5/9)レポート
例会予定
お客様紹介
阿部 武志副会長
今日のお客様は出光興産株式会社、モビリティ戦略室 にいらっしゃいます、担当マネージャーの朝日 洋充様でございますよろしくお願いします
会長の時間
三上 誠会長
皆さんこんにちは。少しご無沙汰しましたね。
旅行へ参加できなかった会員とは約1か月ぶりです。
4月16日-17日で4年ぶりの親睦旅行へ19名にて西伊豆の北川温泉へ行ってまいりました。当日は所沢市議会議員選挙日にもかかわらず参加してくださった会員、ご家族また選挙応援で多忙な中来てくださる会員の方にはお礼申し上げます。
年間行事としては大きな事業を運営していただいた井関親睦委員長はじめ親睦委員会メンバー、橋本クラブ管理委員長のアドバイスなどによりスムーズな運営が出来、事故やケガなどなく行ってこれまして本当に感謝しかありません。やはり所沢ロータリーの友情に感銘をいたしました。
ところで皆さんゴールデンウイークはどのように過ごされましたか?
仕事をされている方もおられますが旅行などへ行かれた方も多かったのではないかと思います。昨年対比国内線が23%増245万人、JR旅客6社は68%増の245万席となり旅行者数は前年比55.5%増だそうです。昨年のGW消費が1兆7,997億円なので155.5%増と予測すると2兆7,954億円となるそうです。GDPに換算すると0.2%押し上げることになるそうですが製造業の活動に足踏み感は見られますが国内全体で経済が回ることを期待して本日の挨拶を終了させていただきます。
旅行へ参加できなかった会員とは約1か月ぶりです。
4月16日-17日で4年ぶりの親睦旅行へ19名にて西伊豆の北川温泉へ行ってまいりました。当日は所沢市議会議員選挙日にもかかわらず参加してくださった会員、ご家族また選挙応援で多忙な中来てくださる会員の方にはお礼申し上げます。
年間行事としては大きな事業を運営していただいた井関親睦委員長はじめ親睦委員会メンバー、橋本クラブ管理委員長のアドバイスなどによりスムーズな運営が出来、事故やケガなどなく行ってこれまして本当に感謝しかありません。やはり所沢ロータリーの友情に感銘をいたしました。
ところで皆さんゴールデンウイークはどのように過ごされましたか?
仕事をされている方もおられますが旅行などへ行かれた方も多かったのではないかと思います。昨年対比国内線が23%増245万人、JR旅客6社は68%増の245万席となり旅行者数は前年比55.5%増だそうです。昨年のGW消費が1兆7,997億円なので155.5%増と予測すると2兆7,954億円となるそうです。GDPに換算すると0.2%押し上げることになるそうですが製造業の活動に足踏み感は見られますが国内全体で経済が回ることを期待して本日の挨拶を終了させていただきます。
幹事報告
淺海 剛次幹事
はい皆さん、こんにちは幹事の淺海です。ご無沙汰しておりました。
私はこのゴールデンウィーク、ゴルフは一度もプレイせず、全て家庭サービスに費やさせていただきました。
3日の日にディズニーランドで1泊しまして、スカイツリーに行って行ってきたんですけれども、スカイツリーがめちゃくちゃ混んでまして、ディズニーランド以上に疲れました。ということで、幹事報告をさせていただきます。
【今月のロータリーレート】
今月のロータリレートは136円です。よろしくお願いします。
【新井さんより新茶をいただきました】
本日は欠席ですが、新井会員の方より、今年の新茶をいただきました。心より感謝申し上げます。
【斉藤祐次会員が藍綬褒章を受賞】
この度、当クラブの会員である斉藤祐次会員が、春の叙勲褒章において藍綬褒章を受賞されました。心よりお祝い申し上げます。
【親睦旅行の連絡】
親睦旅行にご参加いただいた皆様に向け、ご請求のご案内が届いているかと思います。お支払い期限は来週の16日となっていますので、お忘れのないようお願いいたします。
【例会予定と蛍観賞会】
第2例会は、来週の16日にワタナベボクシングジムの日本ライト級チャンピオンである宇津木秀様に講演をお願いしています。
第3例会は、翌週の23日に当クラブの三浦峰高会員と瀬戸山達郎会員にイニシエーションスピーチをお願いしています。
そして、6月6日に行われる6月第1例会では、所沢文化幼稚園と自然観察園で蛍鑑賞会を行う予定です。本日、蛍鑑賞会のご案内を配布しています。
参加申し込みの欄には、送迎バスの利用を希望される方が書くようになっています。ただし、出発時間は17時半で、バスの方はSLは乗れません。帰りのバスも用意されているためご心配なく。梅沢先生、ご配慮いただきありがとうございます。
以上が幹事報告の内容となります。ありがとうございました。
私はこのゴールデンウィーク、ゴルフは一度もプレイせず、全て家庭サービスに費やさせていただきました。
3日の日にディズニーランドで1泊しまして、スカイツリーに行って行ってきたんですけれども、スカイツリーがめちゃくちゃ混んでまして、ディズニーランド以上に疲れました。ということで、幹事報告をさせていただきます。
【今月のロータリーレート】
今月のロータリレートは136円です。よろしくお願いします。
【新井さんより新茶をいただきました】
本日は欠席ですが、新井会員の方より、今年の新茶をいただきました。心より感謝申し上げます。
【斉藤祐次会員が藍綬褒章を受賞】
この度、当クラブの会員である斉藤祐次会員が、春の叙勲褒章において藍綬褒章を受賞されました。心よりお祝い申し上げます。
【親睦旅行の連絡】
親睦旅行にご参加いただいた皆様に向け、ご請求のご案内が届いているかと思います。お支払い期限は来週の16日となっていますので、お忘れのないようお願いいたします。
【例会予定と蛍観賞会】
第2例会は、来週の16日にワタナベボクシングジムの日本ライト級チャンピオンである宇津木秀様に講演をお願いしています。
第3例会は、翌週の23日に当クラブの三浦峰高会員と瀬戸山達郎会員にイニシエーションスピーチをお願いしています。
そして、6月6日に行われる6月第1例会では、所沢文化幼稚園と自然観察園で蛍鑑賞会を行う予定です。本日、蛍鑑賞会のご案内を配布しています。
参加申し込みの欄には、送迎バスの利用を希望される方が書くようになっています。ただし、出発時間は17時半で、バスの方はSLは乗れません。帰りのバスも用意されているためご心配なく。梅沢先生、ご配慮いただきありがとうございます。
以上が幹事報告の内容となります。ありがとうございました。
委員会報告
60周年実行委員会
市川雅巳さん
皆さん、こんにちは。こちらは高橋興基実行委員副委員長の代わりに報告をさせていただきます。先日、内田勉60周年実行委員長のもと進めてまいりました、60周年記念事業が行われ、5月1日に航空公園駅のロータリー内にベンチが設置されました。この事業は、数年にわたり1つずつベンチを継続的に設置していくものであり、今後も続けていく予定です。なお、5月16日の贈呈式については、例会後の2時半より現地にて行われる予定です。関係者は集合していただき、市長に手渡しはなく、既に置かれているベンチを形式的に渡す予定です。以上で、60周年の記念事業は終了となります。最後に、J:COMさんとNHKさんに撮影をしていただけるとのことですので、参加可能な方はぜひ映ってください。移動していただける方はお願いします。以上です。
親睦委員会
井関 克之委員長
皆さん、こんにちは。親睦委員長の井関です。先月の16日から17日にかけて、親睦旅行を行いました。多忙な中、19名の方々にご参加いただきました。いくつか至らない点があったかもしれませんが、天気にも恵まれ、伊豆の温泉やグルメ名所をお楽しみいただけたかと思います。私自身も、淺海幹事や阿部副会長と同じ部屋に宿泊し、裸の付き合いで親睦を深めることができました。参加された方々は、非常に楽しく笑顔にあふれた旅行だったと思います。ご参加いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。以上、委員会報告でした。ありがとうございました。
五十嵐 俊昭 会長エレクト
皆さん、こんにちは。ガバナーエレクトからの要請により、お知らせをさせていただきます。
8月20日に、富士山の登山をポリオ撲滅のテーマで行いたいという要望があります。定員は50名限定となっており、参加を希望される方は、事務局に手を挙げてください。1人でも2人でも構いません。ポリオの撲滅を目指し、「富士山でエンドポリオ」というタイトルで行います。皆さんのご検討をお願いいたします。
8月20日に、富士山の登山をポリオ撲滅のテーマで行いたいという要望があります。定員は50名限定となっており、参加を希望される方は、事務局に手を挙げてください。1人でも2人でも構いません。ポリオの撲滅を目指し、「富士山でエンドポリオ」というタイトルで行います。皆さんのご検討をお願いいたします。
記念祝福
井関 克之親睦委員長
5月度の会員祝福をさせていただきます。
会員誕生祝福
池田 安弘さん 鈴木 崇文さん 斉藤 祐次さん
ご婦人・ご主人 誕生祝福
大舘 千恵子さん 山根 あゆ子さん 木村 恵美子さん
結婚記念祝福でございます。
大野木 喜行さん 淺海 剛次さん 道口 泰己さん 二上 昌弘さん
吉田 慶さん
会員誕生祝福
池田 安弘さん 鈴木 崇文さん 斉藤 祐次さん
ご婦人・ご主人 誕生祝福
大舘 千恵子さん 山根 あゆ子さん 木村 恵美子さん
結婚記念祝福でございます。
大野木 喜行さん 淺海 剛次さん 道口 泰己さん 二上 昌弘さん
吉田 慶さん
スマイルボックス
スマイルボックス委員会
中村 有佑 副委員長
三上年度:458,701円
三上 誠会長
久々の例会になりまして申し分けありません。あと2ヶ月になりホッとしています。体も健康に保てておりニコニコさせてもらいます。
新井 重雄さん
日々お世話になります。今年はお茶の出来も良く、地元、狭山茶を召し上がってください。感謝の気持ちです。
日髙 勉さん
朝日洋充様、本日はご講演ありがとうございます。次世代の内容楽しみにしておりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
二上 昌弘さん
朝日様、本日はお忙しい所卓話の講師をお引き受け頂きましてありがとうございます。よろしくお願いいたします。
梅沢 好文さん
蛍舞う季節になりました。本園のカピパラの双子が4/2に誕生。その様子がNHK,TBSにて放映されました。
斉藤 祐次さん
このたび、令和5年春の褒章に際しはからずも藍綬褒章受章の栄に浴しまして、身の引き締まる思いです。これもひとえに薬剤師の先輩であり、当クラブ元会員の柳原先生をはじめ、歴史と格式のある所沢ロータリークラブの皆様方のご指導、ご支援のたまものと深く感謝申し上げます。今後も地域貢献に微力を尽くす所存ですので引き続き皆様方のご理解をおねがいいたします。
池田 安弘さん
所沢RCゴルフ同好会からのお礼とお誘いです。お蔭様で2023年度同好会会員が34名になりました。事務局一同有難く感謝いたします。同好会には、隠れレッスンプロが揃っておりますので、体力維持、親睦、気分転換等に是非ゴルフを通じての会員のお誘いです。よろしくお願いいたします。
清水 源太さん
先日のゴルフ同好会にて、同伴競技者の皆様をはじめご参加の皆様のおかげで優勝することができました。ありがとございます。ニコニコします。本日は早退になります。よろしくお願いいたします。
久々の例会になりまして申し分けありません。あと2ヶ月になりホッとしています。体も健康に保てておりニコニコさせてもらいます。
新井 重雄さん
日々お世話になります。今年はお茶の出来も良く、地元、狭山茶を召し上がってください。感謝の気持ちです。
日髙 勉さん
朝日洋充様、本日はご講演ありがとうございます。次世代の内容楽しみにしておりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
二上 昌弘さん
朝日様、本日はお忙しい所卓話の講師をお引き受け頂きましてありがとうございます。よろしくお願いいたします。
梅沢 好文さん
蛍舞う季節になりました。本園のカピパラの双子が4/2に誕生。その様子がNHK,TBSにて放映されました。
斉藤 祐次さん
このたび、令和5年春の褒章に際しはからずも藍綬褒章受章の栄に浴しまして、身の引き締まる思いです。これもひとえに薬剤師の先輩であり、当クラブ元会員の柳原先生をはじめ、歴史と格式のある所沢ロータリークラブの皆様方のご指導、ご支援のたまものと深く感謝申し上げます。今後も地域貢献に微力を尽くす所存ですので引き続き皆様方のご理解をおねがいいたします。
池田 安弘さん
所沢RCゴルフ同好会からのお礼とお誘いです。お蔭様で2023年度同好会会員が34名になりました。事務局一同有難く感謝いたします。同好会には、隠れレッスンプロが揃っておりますので、体力維持、親睦、気分転換等に是非ゴルフを通じての会員のお誘いです。よろしくお願いいたします。
清水 源太さん
先日のゴルフ同好会にて、同伴競技者の皆様をはじめご参加の皆様のおかげで優勝することができました。ありがとございます。ニコニコします。本日は早退になります。よろしくお願いいたします。
出席報告
出席向上委員会
市川 雅巳委員長
例会 総数 出席 欠席 %
2894回 59名 43名(Zoom1名) 16名 79.63%
2894回 59名 43名(Zoom1名) 16名 79.63%
卓話
講師紹介
二上 昌弘さん
こんにちは。本日は、出光興産株式会社のモビリティ戦略室担当マネージャーの朝日さんがお忙しい中講師を務めてくださいます。朝日さんのご紹介させていただきます。
朝日さんは、2006年に出光興産に入社され、リテール分野で企画営業を担当されてきました。2018年からは新規事業分野でMaaS関連ビジネス、超小型EVを立ち上げ、モビリティサービスの開発を担当され、2021年には同社に設立されたモビリティ戦略室でご活躍されています。
私は数年前にテレビ番組「カンブリア宮殿」で出光興産の小型EVが取り上げられた際に、全国の各地方自治体から問い合わせを受け付けることになり、藤本市長にお話ししたところ、藤本市長が興味を持たれたので、所沢市で朝日マネージャー同席のもご説明をさせていただく機会を得ました。そして最近、平岩さんから卓話の講師紹介の依頼がありました。私がたまたま出光さんの会議に出席しておりまして、朝日さんがいらしたのでお願いをしたところ、心よく会諾をいただいてです、本日講師を務めていただくことになりました。
事前に伺ったところ、朝日さんがお持ちのプレスリリース前の貴重なお話もあるとのことで、文書での配布は控えさせていただくとのことです。そのため、皆様はメモをとっていただくようお願いいたします。また、EVに興味を持たれた方は、所沢での窓口は私でございますので、ぜひお問い合わせください。朝日さん、本日はよろしくお願いいたします。
朝日さんは、2006年に出光興産に入社され、リテール分野で企画営業を担当されてきました。2018年からは新規事業分野でMaaS関連ビジネス、超小型EVを立ち上げ、モビリティサービスの開発を担当され、2021年には同社に設立されたモビリティ戦略室でご活躍されています。
私は数年前にテレビ番組「カンブリア宮殿」で出光興産の小型EVが取り上げられた際に、全国の各地方自治体から問い合わせを受け付けることになり、藤本市長にお話ししたところ、藤本市長が興味を持たれたので、所沢市で朝日マネージャー同席のもご説明をさせていただく機会を得ました。そして最近、平岩さんから卓話の講師紹介の依頼がありました。私がたまたま出光さんの会議に出席しておりまして、朝日さんがいらしたのでお願いをしたところ、心よく会諾をいただいてです、本日講師を務めていただくことになりました。
事前に伺ったところ、朝日さんがお持ちのプレスリリース前の貴重なお話もあるとのことで、文書での配布は控えさせていただくとのことです。そのため、皆様はメモをとっていただくようお願いいたします。また、EVに興味を持たれた方は、所沢での窓口は私でございますので、ぜひお問い合わせください。朝日さん、本日はよろしくお願いいたします。
卓話 朝日 洋充様(出光興産㈱モビリティ戦略室 担当マネージャー)
演題:「出光興産のモビリティ戦略について」
皆さん、こんにちは。平素よりお世話になっております。出光興産モビリティ選略室の朝日と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。
今日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。時間は30分と短いですが、内容は盛りだくさんで、話すスピードが少し速くなる場合があります。その点はご容赦いただければと思います。よろしくお願いいたします。
話に入る前に、私の紹介を受けましたが、私の顔をご覧になったことがありますか?実は2年前から3年前にかけて、弊社で長澤まさみさんをCMに起用し、超小型EVの助手席に乗せて運転していたのが私です。
早速日本語に入らせていただきます。まず、出光興産という会社の概要ですが、二上さんをはじめとする全国1200の特約販売店様や6000か所以上のSSネットワークを有しております。皆さんが思い浮かべるのはガソリンスタンドかもしれませんが、実は石油製品をはじめとした石油化学製品やプラスチック、潤滑油、有機ELなどを生産している会社でもあります。弊社の創業者である出光佐三は、映画「海賊と呼ばれた男」のモチーフにもなった人物です。
「ヘッドライト」というテーマで、弊社の中期経営計画をご紹介いたします。2050年を目標とし、「変革をカタチに」という理念を掲げています。当然、企業として利益を追求することは必要ですが、我々が最も大切にしているのは地域貢献です。この点はロータリークラブの皆様の理念とも通じるものがあります。特に、右側に示した事業ポートフォリオは、管理石油を扱っているため、SDGsやカーボンニュートラルといったテーマでは悪名高き会社になりがちと考え重要視しています。その中で、一歩先のエネルギー、多様な省資源・資源循環ソリューション、そしてスマートよろずやを掲げ、ポートフォリオを広げていくことが目標です。
本日お話するのは、「スマートよろずや」という取り組みについてです。
全国6000か所以上のSSネットワークを今後、"地域のよろずや"として、今後さらに展開していきたいということを考えてる次第でございます。
え、その「スマートよろずや」の中に出てまいりますのが、モビリティーサービスというものでございます。弊社では、近距離移動に特に着目しています。今後、この近距離移動のニーズがさらに高まることが予想されます。そこで、弊社は超小型EVの開発に注力しており、この開発には弊社とタジマモーターコーポレーションが共同で取り組んでいます。また、キックボードや電動2輪・3輪など、道路を走る様々な車両の開発にも取り組んでおり、開発は順次進められています。
続いて、取り巻く環境について説明いたします。モビリティー界隈で頻繁に耳にする言葉が4つあります。それは、コネクテッド、シェア、オートランス、エレクトリックのことです。車に関する"ケース"としては、コネクテッドカー、カーシェア、自動運転、電動化が挙げられます。また、「MaaS」とは、「Mobility as a Service(モビリティ・アズ・ア・サービス)」と呼ばれ、予約から利用、決済までワンストップで行えるサービスのことを指します。モビリティとは、人々の移動や物の輸送などを含む概念です。この後もモビリティーという言葉がでてきますが、この概念を理解していただければと思います。
恐縮ですが、こちらは取り巻く環境についての話です。皆さんが経営されている企業も、様々な業界で変革の時代を迎えていると思います。モビリティの世界でも、人や生活、車、技術などが年々ではなく日々進化しています。一方で、この進化や変革は、機会と見るか、脅威と見るかによって、見方や展望も変わってくるものだと考えています。弊社では、モビリティ業界の変革を脅威と捉えるのではなく、しっかりと捉えて、様々なお客様のニーズを一足早く理解し、サービスの開発・提供につなげることを目指しています。「プロダクター」というのは、製品やサービスの企画・開発を担当する人のことを指します。プロダクターは、「こんなものできたけど、お客さんどう?」という視点で製品開発を進めます。つまり、お客様がどんな問題やニーズを抱えているか、そして今後どんなものを求めてくるかを注視し、最適な解決策を提供することを目指しています。このようなマーケット志向のアプローチを通じて、お客様に価値を提供し、サービスの提供につなげていくことが、私たちの目指す方向です。
続いて、弊社の活動方向性について説明します。最近では、「ものからことへ」という言葉をよく聞くようになりましたが、私たちはお客様の命を預かる車という商品だけでなく、サービスも重要視しています。そして、そのサービスを支える技術も大切だと考えています。そのため、私たちは全国の特約販売店とメセスネットワークの皆様と協力して、商品、サービス、技術の3つを組み合わせて、お客様に最適なサービスを提供することを目指しています。今後もこの取り組みを広げていくことで、より多くのお客様にご満足いただけるよう努めてまいります。
ここからは、開発や実証中の製品について説明させていただきます。
この資料に掲載されているのは、現在開発や実証を進めている製品です。これらは、すぐにお客様に提供するものではなく、弊社内で実証を行い、お客様のニーズや市場の要望に合わせたものを展開するためのものです。現在は、準備段階にありますが、将来的には全国的に展開する予定です。詳しくご説明いたします。
1つ目は、地域の近距離移動ニーズに着目したものです。ドライバーの高齢化やドライバー不足など、これらを考慮したものです。
特に、日本の1日あたりの平均走行距離が約11.9キロということから、10キロ程度の移動に適したものが必要だと考えています。
現在の車は高性能化し、特にEVにつきましては、何百キロ、約300キロ、400キロといったところを求められてることは重々承知しておりますが、、一方で個人が必要とする移動ニーズを考えると、1日10キロ程度の移動に適したものが求められます。
弊社が現在開発している超小型EVについても、動画を用意しておりますので、ぜひご覧ください。
~動画~
ありがとうございます。ご覧いただき、ありがとうございました。現在、開発中ではありますが、何とか出せるようにと準備を進めているところです。
キーワードとして上げているのは、必要最小限のスペックで、多数のボタンがあり、どのボタンがどこにあるか分からない場合もありますが、弊社はシンプルに作っています。
この超小型EVを開発販売することにより、地域の近距離移動ニーズに答えていきたいと考えています。また、EVマイクロコミュニティとして、様々なモビリティデバイスの製作・開発も行っています。
特筆すべき点として、今年の7月から道交法が改正され、キックボードなどのヘルメット着用が不要となる法律に改定されます。お客様がどのように使われるか、ユースケースを探りながら、提供していきたいと考えています。
次にお話しするのは、モビリティの利用方法やユースケースについて考えていることです。実際、カーシェアの利用件数は年々増加しています。ただ、2つ目に示した地域ベストについては、都心部や23区、首都圏などの地域では、カーシェアの利用意向が高い傾向がありますが、地方圏ではまだまだ認知度も低く、利用意向が低いです。地方圏では、1人1台車を持っているため、カーシェアが必要ないという考えが一般的だと思います。4人家族であっても、4台目の車を使うことはほとんどありません。
そこで、地域のガソリンスタンドを利用しながら、シェアリングサービスを展開できないかを考えています。都市部で展開されているタイムズやカレコ、オリックスのような従来型のシェアリングサービスとは異なり、地方ではまだ発展途上であり、利便性やユーザービリティの課題があり、車両とリースのマッチングに問題があることが原因の1つになっていると考えています。現在、これらの課題を踏まえたサービスの準備を進めています。地方でもシェアリングのモビリティが普及するよう、先ほど申し上げたようにガソリンスタンドや自治体と協力しながら取り組んでいます。具体的には、地方での購入から利用へという流れを作り出し、地域に広がるモビリティサービスを開発していきたいと考えています。そこで、今日は4つのポイントを掲げていますが、実証実験として、4つのモデルを実施しています。その中の1つが、「カーボンニュートラル推進モデル」として、福島県の大熊町で行っています。こちらは原発がある町であり、シェアリングや経過事業者向けのサービスを模索しながら提供しています。また、国道16号線の外側のガソリンスタンドを利用してカーシェアリングを行っており、また、沖縄県那覇市では3輪EVを利用したマイクロモビリティの実証実験を行っています。
次にお話するのは、電化EV化社会の課題・考えについてです。
EVに乗り換えた方もいらっしゃるかと思いますが、この次世代自動車の購入検討は年々増加しています。しかし、EV購入にあたっての懸念点として、車両価格の高さ、充電や走行距離に不安がある、充電時間がかかるといったところがあります。我々はこのような課題を解決するために、ディーラーやホームセンター、オフィスでの急速充電など、充電設備の整備を進めています。
しかしながら、今後はさらにニーズが広がってくることが予想され、例えばマンションなどでの充電ニーズが増えてくるでしょう。我々はこうしたニーズに対応すべく、実証モデルを進めているところです。
話が脱線しますが、阪神淡路の大震災の時、周囲は一面焼け野原となりました。その中で、唯一焼けずに残っていたのがガソリンスタンドでした。この出来事から、ガソリンスタンドでは火の危険性が非常に高いことが認識され、法律で保安基準が厳しく定められました。そのため、ガソリンスタンドは木造でありながら耐火性も備え、環境にも配慮したコンセプトで設計されるようになりました。また、現在では急速充電器なども設置され、環境に優しい施設として進化しています。
「ものからことへ」という考え方を支える要素は、私たち出光興産のガソリンスタンド整備ネットワークにあります。国家整備士の方々が、各ガソリンスタンドで多く働いていますが、年々整備士の数は減少しており、高齢化も進んでいます。同時に、車の高性能化により、地域のお客様が車に困った際に、ディーラーに予約をしなければならず、土日は混み合うことがあります。そのため、私たちはガソリンスタンドを立ち寄りやすくし、スタッフが丁寧にカウンセリングを行い、基礎検査から対応強化までを段階的にサポートすることで、お客様のカーライフを支えたいと考えています。私たちは、製品研修などの教育プログラムも行っており、最終的にはデータ社会に対応した高度なスキルを身につけた整備士を育成したいと思っています。
車両に関して、商品やサービス、技術などの開発は、トヨタや日産などの大手自動車メーカーにとっても容易なことではありません。高性能化に伴い、車両ができることは限られてくるため、我々ガソリンスタンド業界では、お客様のニーズに合わせた対応が求められます。そこで、お客様の車の使用状況やデータの価値に着目し、車両データの蓄積を行い、それを応用するための準備を進めています。現在は、スタートアップ企業のスマートブライクさんと協力し、シガーソケットに挿すだけでサービスを提供できるような画期的なサービスを開発中です。
エアモビリティの未来を考えると、モビリティといえば車やバイクだけに限りません。現在注目を集めているドローンも、当社では手掛けています。千葉県双葉電子工業とのパートナーシップを結び、現代に必要なドローン事業の拡大に取り組んでいます。ドローンといえば、荷物運搬がイメージされるかもしれませんが、実際には限界があります。そこで、当社では、点検や巡回、農薬散布などを主に考えています。
将来的には、全国のガソリンスタンドで、自動車整備士の資格を取得したスタッフがドローンのメンテナンスを行えるようにすることを目指しています。
実際に、浦和のメガソーラーの点検においては、遠隔操作による運転実証を行っています。これまで多額の費用と時間をかけて行っていた作業が、ドローンを用いることで、効率的に行えるようになるのです。
最後こちら、以前提案した商品だけでなく、地域のお客様のニーズやお困り事に寄り添い、満たしていくことが大切だと考えています。そのために、実証段階でしっかりと検証し、1年後や2年後にはお客様に提供できるように準備を進めています。今後もお客様の声に耳を傾け、ニーズに応えていきたいと思います。以上、ご清聴ありがとうございました。
今日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。時間は30分と短いですが、内容は盛りだくさんで、話すスピードが少し速くなる場合があります。その点はご容赦いただければと思います。よろしくお願いいたします。
話に入る前に、私の紹介を受けましたが、私の顔をご覧になったことがありますか?実は2年前から3年前にかけて、弊社で長澤まさみさんをCMに起用し、超小型EVの助手席に乗せて運転していたのが私です。
早速日本語に入らせていただきます。まず、出光興産という会社の概要ですが、二上さんをはじめとする全国1200の特約販売店様や6000か所以上のSSネットワークを有しております。皆さんが思い浮かべるのはガソリンスタンドかもしれませんが、実は石油製品をはじめとした石油化学製品やプラスチック、潤滑油、有機ELなどを生産している会社でもあります。弊社の創業者である出光佐三は、映画「海賊と呼ばれた男」のモチーフにもなった人物です。
「ヘッドライト」というテーマで、弊社の中期経営計画をご紹介いたします。2050年を目標とし、「変革をカタチに」という理念を掲げています。当然、企業として利益を追求することは必要ですが、我々が最も大切にしているのは地域貢献です。この点はロータリークラブの皆様の理念とも通じるものがあります。特に、右側に示した事業ポートフォリオは、管理石油を扱っているため、SDGsやカーボンニュートラルといったテーマでは悪名高き会社になりがちと考え重要視しています。その中で、一歩先のエネルギー、多様な省資源・資源循環ソリューション、そしてスマートよろずやを掲げ、ポートフォリオを広げていくことが目標です。
本日お話するのは、「スマートよろずや」という取り組みについてです。
全国6000か所以上のSSネットワークを今後、"地域のよろずや"として、今後さらに展開していきたいということを考えてる次第でございます。
え、その「スマートよろずや」の中に出てまいりますのが、モビリティーサービスというものでございます。弊社では、近距離移動に特に着目しています。今後、この近距離移動のニーズがさらに高まることが予想されます。そこで、弊社は超小型EVの開発に注力しており、この開発には弊社とタジマモーターコーポレーションが共同で取り組んでいます。また、キックボードや電動2輪・3輪など、道路を走る様々な車両の開発にも取り組んでおり、開発は順次進められています。
続いて、取り巻く環境について説明いたします。モビリティー界隈で頻繁に耳にする言葉が4つあります。それは、コネクテッド、シェア、オートランス、エレクトリックのことです。車に関する"ケース"としては、コネクテッドカー、カーシェア、自動運転、電動化が挙げられます。また、「MaaS」とは、「Mobility as a Service(モビリティ・アズ・ア・サービス)」と呼ばれ、予約から利用、決済までワンストップで行えるサービスのことを指します。モビリティとは、人々の移動や物の輸送などを含む概念です。この後もモビリティーという言葉がでてきますが、この概念を理解していただければと思います。
恐縮ですが、こちらは取り巻く環境についての話です。皆さんが経営されている企業も、様々な業界で変革の時代を迎えていると思います。モビリティの世界でも、人や生活、車、技術などが年々ではなく日々進化しています。一方で、この進化や変革は、機会と見るか、脅威と見るかによって、見方や展望も変わってくるものだと考えています。弊社では、モビリティ業界の変革を脅威と捉えるのではなく、しっかりと捉えて、様々なお客様のニーズを一足早く理解し、サービスの開発・提供につなげることを目指しています。「プロダクター」というのは、製品やサービスの企画・開発を担当する人のことを指します。プロダクターは、「こんなものできたけど、お客さんどう?」という視点で製品開発を進めます。つまり、お客様がどんな問題やニーズを抱えているか、そして今後どんなものを求めてくるかを注視し、最適な解決策を提供することを目指しています。このようなマーケット志向のアプローチを通じて、お客様に価値を提供し、サービスの提供につなげていくことが、私たちの目指す方向です。
続いて、弊社の活動方向性について説明します。最近では、「ものからことへ」という言葉をよく聞くようになりましたが、私たちはお客様の命を預かる車という商品だけでなく、サービスも重要視しています。そして、そのサービスを支える技術も大切だと考えています。そのため、私たちは全国の特約販売店とメセスネットワークの皆様と協力して、商品、サービス、技術の3つを組み合わせて、お客様に最適なサービスを提供することを目指しています。今後もこの取り組みを広げていくことで、より多くのお客様にご満足いただけるよう努めてまいります。
ここからは、開発や実証中の製品について説明させていただきます。
この資料に掲載されているのは、現在開発や実証を進めている製品です。これらは、すぐにお客様に提供するものではなく、弊社内で実証を行い、お客様のニーズや市場の要望に合わせたものを展開するためのものです。現在は、準備段階にありますが、将来的には全国的に展開する予定です。詳しくご説明いたします。
1つ目は、地域の近距離移動ニーズに着目したものです。ドライバーの高齢化やドライバー不足など、これらを考慮したものです。
特に、日本の1日あたりの平均走行距離が約11.9キロということから、10キロ程度の移動に適したものが必要だと考えています。
現在の車は高性能化し、特にEVにつきましては、何百キロ、約300キロ、400キロといったところを求められてることは重々承知しておりますが、、一方で個人が必要とする移動ニーズを考えると、1日10キロ程度の移動に適したものが求められます。
弊社が現在開発している超小型EVについても、動画を用意しておりますので、ぜひご覧ください。
~動画~
ありがとうございます。ご覧いただき、ありがとうございました。現在、開発中ではありますが、何とか出せるようにと準備を進めているところです。
キーワードとして上げているのは、必要最小限のスペックで、多数のボタンがあり、どのボタンがどこにあるか分からない場合もありますが、弊社はシンプルに作っています。
この超小型EVを開発販売することにより、地域の近距離移動ニーズに答えていきたいと考えています。また、EVマイクロコミュニティとして、様々なモビリティデバイスの製作・開発も行っています。
特筆すべき点として、今年の7月から道交法が改正され、キックボードなどのヘルメット着用が不要となる法律に改定されます。お客様がどのように使われるか、ユースケースを探りながら、提供していきたいと考えています。
次にお話しするのは、モビリティの利用方法やユースケースについて考えていることです。実際、カーシェアの利用件数は年々増加しています。ただ、2つ目に示した地域ベストについては、都心部や23区、首都圏などの地域では、カーシェアの利用意向が高い傾向がありますが、地方圏ではまだまだ認知度も低く、利用意向が低いです。地方圏では、1人1台車を持っているため、カーシェアが必要ないという考えが一般的だと思います。4人家族であっても、4台目の車を使うことはほとんどありません。
そこで、地域のガソリンスタンドを利用しながら、シェアリングサービスを展開できないかを考えています。都市部で展開されているタイムズやカレコ、オリックスのような従来型のシェアリングサービスとは異なり、地方ではまだ発展途上であり、利便性やユーザービリティの課題があり、車両とリースのマッチングに問題があることが原因の1つになっていると考えています。現在、これらの課題を踏まえたサービスの準備を進めています。地方でもシェアリングのモビリティが普及するよう、先ほど申し上げたようにガソリンスタンドや自治体と協力しながら取り組んでいます。具体的には、地方での購入から利用へという流れを作り出し、地域に広がるモビリティサービスを開発していきたいと考えています。そこで、今日は4つのポイントを掲げていますが、実証実験として、4つのモデルを実施しています。その中の1つが、「カーボンニュートラル推進モデル」として、福島県の大熊町で行っています。こちらは原発がある町であり、シェアリングや経過事業者向けのサービスを模索しながら提供しています。また、国道16号線の外側のガソリンスタンドを利用してカーシェアリングを行っており、また、沖縄県那覇市では3輪EVを利用したマイクロモビリティの実証実験を行っています。
次にお話するのは、電化EV化社会の課題・考えについてです。
EVに乗り換えた方もいらっしゃるかと思いますが、この次世代自動車の購入検討は年々増加しています。しかし、EV購入にあたっての懸念点として、車両価格の高さ、充電や走行距離に不安がある、充電時間がかかるといったところがあります。我々はこのような課題を解決するために、ディーラーやホームセンター、オフィスでの急速充電など、充電設備の整備を進めています。
しかしながら、今後はさらにニーズが広がってくることが予想され、例えばマンションなどでの充電ニーズが増えてくるでしょう。我々はこうしたニーズに対応すべく、実証モデルを進めているところです。
話が脱線しますが、阪神淡路の大震災の時、周囲は一面焼け野原となりました。その中で、唯一焼けずに残っていたのがガソリンスタンドでした。この出来事から、ガソリンスタンドでは火の危険性が非常に高いことが認識され、法律で保安基準が厳しく定められました。そのため、ガソリンスタンドは木造でありながら耐火性も備え、環境にも配慮したコンセプトで設計されるようになりました。また、現在では急速充電器なども設置され、環境に優しい施設として進化しています。
「ものからことへ」という考え方を支える要素は、私たち出光興産のガソリンスタンド整備ネットワークにあります。国家整備士の方々が、各ガソリンスタンドで多く働いていますが、年々整備士の数は減少しており、高齢化も進んでいます。同時に、車の高性能化により、地域のお客様が車に困った際に、ディーラーに予約をしなければならず、土日は混み合うことがあります。そのため、私たちはガソリンスタンドを立ち寄りやすくし、スタッフが丁寧にカウンセリングを行い、基礎検査から対応強化までを段階的にサポートすることで、お客様のカーライフを支えたいと考えています。私たちは、製品研修などの教育プログラムも行っており、最終的にはデータ社会に対応した高度なスキルを身につけた整備士を育成したいと思っています。
車両に関して、商品やサービス、技術などの開発は、トヨタや日産などの大手自動車メーカーにとっても容易なことではありません。高性能化に伴い、車両ができることは限られてくるため、我々ガソリンスタンド業界では、お客様のニーズに合わせた対応が求められます。そこで、お客様の車の使用状況やデータの価値に着目し、車両データの蓄積を行い、それを応用するための準備を進めています。現在は、スタートアップ企業のスマートブライクさんと協力し、シガーソケットに挿すだけでサービスを提供できるような画期的なサービスを開発中です。
エアモビリティの未来を考えると、モビリティといえば車やバイクだけに限りません。現在注目を集めているドローンも、当社では手掛けています。千葉県双葉電子工業とのパートナーシップを結び、現代に必要なドローン事業の拡大に取り組んでいます。ドローンといえば、荷物運搬がイメージされるかもしれませんが、実際には限界があります。そこで、当社では、点検や巡回、農薬散布などを主に考えています。
将来的には、全国のガソリンスタンドで、自動車整備士の資格を取得したスタッフがドローンのメンテナンスを行えるようにすることを目指しています。
実際に、浦和のメガソーラーの点検においては、遠隔操作による運転実証を行っています。これまで多額の費用と時間をかけて行っていた作業が、ドローンを用いることで、効率的に行えるようになるのです。
最後こちら、以前提案した商品だけでなく、地域のお客様のニーズやお困り事に寄り添い、満たしていくことが大切だと考えています。そのために、実証段階でしっかりと検証し、1年後や2年後にはお客様に提供できるように準備を進めています。今後もお客様の声に耳を傾け、ニーズに応えていきたいと思います。以上、ご清聴ありがとうございました。