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週報
Weekly Report

公開日:2021/12/21 第2846回例会  内容:第2845回(2021/12/14)レポート

例会予定

**本日のスケジュール**
12/21(火) 移動夜間例会:クリスマス会 会場:ベルヴィ ザ・グラン

**次回以降のスケジュール**
12/28(火) 休会( 定款の規定により )
1/4(火) 休会( 定款の規定により )
1/11(火) 移動夜間例会:新年会 会場:掬水亭
1/18(火) クラブ協議会 会場:ベルヴィ ザ・グラン
1/25(火) 休会( 定款の規定により )
2/1(火) 卓話:未定 演題:未定 会場:ベルヴィ ザ・グラン

会長の時間

倉片 順司 会長

 年末が近づいてまいりましたので、年末に因んだお話をいたします。「鬼門」をご存じと思いますが、良くない事が起きやすい時期をいいます。日本では暦や時刻を干支で表す風習があります。鬼門は北東の方角であり、干支で表すと「丑」と「寅」の間位をさします。暦では12月31日が丑で1月1日が寅になります。丑寅とは何かご存じでしょうか?鬼の事です。鬼は牛の角を付け、虎の牙があります。つまり牛と虎の子が鬼です。12月31日と1月1日の間には鬼がやってくると言われています。年末になると無事に年を越せますように等の「年越し」という事が使われますが、年を越すという事は12月31日と1月1日の間には鬼がいるので鬼に連れていかれないように、という意味があります。年末になるとホームレスの方に公共施設を開放して、年末年始だけ過ごしても良いという事業を行っている地域もあります。つまり非常に危険な時期という事で、ここを無事に通り過ぎる事が無事に生きていく事ができると意味が年越しにはあります。
 京都御所に四方を壁で囲まれている場所に1か所だけ角が凹んでいる部分があります。そこを「猿が辻」と言い、北東にあります。猿は丑寅の裏鬼門になり、申酉戌がその位置になります。申酉戌と言えば、桃太郎で鬼退治。鬼退治には猿鳥犬が必要だったのです。猿が辻をずーっと真っすぐの所に、比叡山延暦寺があります。比叡山延暦寺は京都御所の鬼門封じの為にあると言われていると聞きます。鬼は日本にとって一番最悪のもので昔から恐れられている存在です。
 私共が扱っている羽子板と破魔弓は鬼除けの意味が込められていて、年末からお正月を超えるまでの2か月間は飾ってください、とお伝えしています。鬼除けとして皇室でも行われている「鳴弦の儀」は鬼の嫌う弓の音を鳴らし鬼を寄せ付けないようにする魔除けの儀式です。羽子板は女の子ですが、もともとは女の子も破魔弓でした。女の子に武具を飾るのは…という事で変化していきました。
豆まきは2月3日の節分に行いますが、翌日の2月4日は立春で旧暦ではお正月です。という事は、2月3日は大晦日であり“鬼は外”とするのは、まさにこれなのかな、と思います。真意は分かりませんが、神主をしている娘ともこのような話をしました。日本の文化は全て神道に繋がっていて、三芳さんはまた違う角度からのお話かもしれませんので、とても楽しみにしています。

幹事報告

見澤 英一 幹事

【クラブ予定】
①例会予定
*12月21日(火)クリスマス例会
  ・会場: ベルヴィ ザ・グラン
  ・点鍾: 18時30分
  ※ バスの送迎はございませんので、各自会場へお越しください。
  ※ 駐車場は満車となる可能性がありますのでご注意ください。
*12月28日(火)定款の規定により休会
*1月4日(火)定款の規定により休会
*1月11日(火)新年会及び理事会
  ・会場:掬水亭
  ・点鍾:18時30分
  ※ 所沢駅西口ロータリー「ゴーゴーカレー前」からバス送迎があります。
    席に限りがありますので先着順となります。ご了承ください。
   ・役員理事:17時出発
   ・一般会員:18時出発
  ※ 西武バスの「西武園行き」に乗車すると停車場所が遠いのでご注意ください。

【2570地区】
①1月23日(日)社会奉仕セミナーに橋本委員長が出席予定


今年も残す所約2週間となりました。
皆様健康には充分気をつけてください!

委員会報告

ロータリーの友12月号の紹介
井関 克行さん

<横組み>
P4…RI会長メッセージ
P11…男子厨房に入るべし!(桐生西RC)
P23…ドイツのロータリアン ノーベル化学賞受賞

<縦組み>
P4…筋肉を保持「貯筋」する大豆のチカラ
P23…ロータリー・アット・ワーク「ラッピングバスが走行 ポリオ根絶を訴える(第2780地区)」

卓話

卓話紹介:平岩 敏和さん

初詣や会社の祈願等で神明社を利用されていらっしゃる方も多いと思います。神明社さんの歴史や御祭神、神様とはどういう存在なのか?を含め、商工会の会報誌に三芳様の記事が投稿されており、関心を寄せたのをきっかけにお声がけさせていただきました。よろしくお願いいたします。

卓話

演題:「神様の話」
卓話:三芳 文彰 様(所澤総鎮守 所澤神明社 禰宜) 

 ロータリーの4つのテストの中に「真実かどうか」とありますが、我々の業界で真実かどうかを追及するのはとても難しいので言葉を選びながら話すように心がけます。本日の卓話は真実と信じてお話いたします。
 我々の世代は宗教に限らず「~離れ」の多い世代になります。宗教の家に生まれた身としては、我々は宗教家ではないという自負が無ければ自我を保てない生活をしてきました。ですが所沢神明社がどれだけ意味深い物なのか等を考えるようになり、知識を正当化する武器となりました。私の葛藤部分と正当化するための個人的な主張が多少入ってくると思いますがどうぞご容赦ください。

 「神様」を英語に訳すと「God」となりますが、神社界では異論がでています。Godは西洋的な神感であり、日本人の神観念とは違うというのが我々の主張です。日本人の神とは自書では、①不可思議な能力を持ち人に禍福をもたらす②宗教上の崇拝である信仰の対象となるもの③日本神話で神武天皇の建国以前に我国土に住んでいたとされる人物。とあります。国学者である本居宣長が解釈する古事記伝では「さて凡て迦微(かみ)とは、古御典等(いにしえのみふみども)に見えたる天地の諸の神たちを始めて、其を祀れる社に坐す御霊をも申し、又人はさらにも云わず、鳥獣木草のたぐひ海山など、其余何にまれ、尋(よの)常ならずすぐれたる徳のありて、可畏き物を迦微とは云ふなり。」と言っています。現代語に訳すと、人間自然動植物何であれ超自然的で異常力を感じさせ畏敬の念を抱かせるのならば善悪問わず神である。ここでキーワードは善悪問わずです。
 神社は行政処理上、宗教法人として活動しています。世界では3大宗教として仏教・キリスト教・イスラム教があり、世界中の宗教の大抵には欠かせない5つの要素があります。「信仰の対象」「教義?」「経典」「教祖」「教団」ですが、神道は「信仰の対象」「教団(神社組織)」であり、「教義?(神主)」が半分位であり必要な要素5個中2.5しかない宗教で日本に約20万社あります。この矛盾に我々は宗教なのかと感じておりました。宗教離れが進んでいて一般人の約7割が無宗教という統計がでています。ただ昔からの流れで仏壇がある家や、初詣や七五三や冠婚葬祭等で寺社仏閣で行う家庭がほとんどだと思います。そういった行為をしているにも拘らず宗教離れだというのは神主の立場から申すと違うと感じます。神社で御祈祷する意味を皆さん自身で考えていただかないと意味のない物になってしまいます。我々がしているのは祈ることであり魔法ではありません。毎日お祈りをしていても川の流れを変えることは出来ませんし、コロナの終息をお祈りしても未だ終息していません。祈りという行為について改めて考えてお参りしていただく必要があると思います。私の立場からこういった事を申すのは良くない事かもしれませんが、人があっての神であり、神があっての人だと思っています。日本の価値観ではあくまでも超自然現象を神と呼んでいますが、神というものを具現化するようになり、お社を築いてそれを信仰の対象・崇拝するように変化していきました。神様への接し方も変わってきています。今日の多様性を享受する精神を日本人は持っています。神武天皇が即位される直前まで神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれひこのみこと)が日本の平定に努めていた神様です。歴史上およそ2700年位万世一系絶やさず今日まできていると言われています。2700年の間、天皇は神という存在でありましたが戦後のGHQにより人間に変わりました。明治神宮はあくまでも明治天皇と明治皇后をお祀りしている社であり、そこにお参りするという事はご自身の祖父母にお参りしているのと同じ感覚です。我々にとって神というものは、ご先祖そのものだと思っていただければいいと思います。ご先祖様に病気を治す力や商売繁盛に導く力がある方は生きている間はいらっしゃいません。魔法ではないので万時を成就させることは無いと思っております。ただ、2000年以上続く神社という文化はその間絶えず我々の先祖が自分の家族や大切な存在が繫栄するように、平和を享受できるように祈り続けてきた結晶が神社というお社の形を残して繋がっています。そういった先人達の想いが大きな力を持っていると思っています。神社がどういった想いで紡がれてきたのか、その偉大さを感じなければ有り難味が無くなってしまうと感じています。所沢神明社においても総檜作りの拝殿は現代に同じものを創るとなると20億円かかると言われています。戦時中に出兵式をするためにお社を建てました。街中の人が家族や大切な人が無事にお務めを果たせるようにと必死に集めたのがお社です。それだけでもお社を守る価値があると私が感じている責務です。とは言いつつも、宗教法人の立場からは現代の人間の幸せの為に貢献しなければなりません。その中でお参りに来る全員に説明するのは難易度の高い状況ですので、このような場所をお借りして私の言葉を広めていただければ幸いです。
 神の姿として2つの立場があります。所沢神明社では祭神として祀っているのが、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)、倉稲魂大神(うかのみたまのおおかみ)が我々の主祭神です。ほとんどの方が祭神を意識しないでお参りされています。境内に小さなお社がたくさんございまして、そちらにも各神様がいらっしゃいます。日本の神観念においても分業制となりました。神話の中で特質貢献したものにまつわる話から担当の神様となってまいりました。有名なところでは出雲大社の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)様で、神話上で4~5回結婚していますので縁結びの神様と現代人が表現するようになりました。私としては本来の縁結びとは違うと思うのですが、説明の簡略化や解釈によってそのようになっているそうです。これが1つ目の概念です。2つ目は「八百万の神」で精霊信仰のようなものになります。お米1粒にも神様が宿ると言いたようなアニミズム信仰です。日本人の多くが持っていたのがこちらです。その精霊信仰に先祖崇拝があましたが行政上、表現の統制等を強めなければいけなくなりました。その影響を受けて我々は祭神をメインとした考え方をするようになってまいりました。もともと神話上の神様は天皇家の先祖ですからアニミズム信仰の延長であるはずです。我々の価値観の中で天皇家というのは神に等しい存在に値しますが、平安時代に天皇が仏教を信仰します。我々にとっての神が仏教を信仰しているので、どうすればよいか。となります。宗教という価値観は本来のものではないという矛盾と思っております。我々の生活上で世界的宗教という概念が無理やり押し付けられてきてしまった故の矛盾が現代の無宗教の考え方になっております。
 神様は基本的に人間が信仰する時の存在するのが学術的な神の姿になります。名前を持つ天照大御神等です。人が想いを強く寄せれば恩恵等の色んな力が発揮するというのが信じられてきました。神様の力を享受する為にはお参りする人が真摯に向き合うのが必要です。普段は神はいない等の考えの方がほとんどですが、初詣の時は都合よく神の力を借りようとする生易しい物ではありません。日頃から神の存在を高めていただき、それに対して自分の努力をどれだけするか。その努力の先に最後の後押しがあれば達成される時に力を借りられるようにするのが一番と思います。儀礼文化の中で入学式等もそうですが様々な儀礼がありますが、それぞれの儀式で誓いを立てていただくことが儀礼が持つ本来の意味です。その儀礼を通してご自身の生活を見直していただく、或いは年中行事を大切にしていただくことが日々の色んな願いを成就させる近道と思っております。儀式、年中行事を軽んずることなく過ごしていただきたいと思います。

スマイルボックス

スマイルボックス委員会 岩井 英雄 委員長
倉片年度:255,500円

・石井 正太郎さん:12日、高麗川カントリークラブ月例会で72名参加中ネット2アンダーで優勝しました。まだまだ行けそうです。
・内田 勉さん:高橋さんの金髪にカンパイします。
・鳥居 由美子さん:高橋さんの頭に注目です。とっても素敵な髪にニコニコです。
・見澤 英一さん:本日所用の為、早退させていただきます。申し訳ございません。
・菅原 輝幸さん:本日は、会議がある為早退いたします。宜しくお願いいたします。

出席報告

出席向上委員会
岩井 英雄さん

出席報告

例会   総数   出席           欠席  MC   %
2845回  59名  38名(内:ZOOM 3名)  21名  -   74.51%
2844回  59名  42名(内:ZOOM 2名)  17名  -   73.68%
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