今年の規定審議会は4月9日から15日までシカゴで開催されました。
採択された内容は、4月19日にはある地区のパストガバナーから「源流の会」に報告され、だれでも審議の模様を閲覧できるようになっていました。ロータリージャパンでも今回の議案について採択、否決、撤回などの情報が掲載されています。
しかし、2570地区事務所(ガバナーもしくはガバナーエレクト)や当地区の代表議員から地区内クラブへの案内(説明・報告)は5月19日に第1報があった程度です。
次年度の事業計画や予算を策定して印刷する時期になったのに地区から詳細な指導がない状況は遺憾です。
クラブ運営に影響する制定案として
①会計を理事会メンバーとする ②理事会議事録を60日以内に会員が閲覧できるようにする ③入会金の廃止 ④会員資格の緩和(一言でいえば善良でやる気がある人なら入会できる) ⑤例会は月に2回以上であれば自由に決定できる(週に2回でもよい) ⑥ 祝日の週は休会にできる ⑦従来型のクラブでもオンライン(インターネッ)ト例会ができ、Eクラブも従来型の例会ができ、Eクラブと従来型のクラブの区別がなくなる ⑧ 正会員の下に準会員や家族会員という会員身分を作れる
⑨ RIの人頭分担金の大幅値上げ(これまで年1ドル値上げが年4ドル値上げになる)などです。
当地区の和光RC提案(出席免除にはロータリー歴20年が必要)も採択されました。
地区について番号のほか地理的な名称を付ける案は結局否決になりましたが、副ガバナー選出方法や新クラブの最低人数20人案も採択されました。
他にもありますが、制定案は原則として今年の7月1日から実施になります。
手続要覧の改正版は、早くても年末発行ですからそれまでは暫定訳でクラブの定款細則を作成して実行するしかありません。 SN